HubSpotとGoogleスプレッドシートの連携|ワークフロー・エクスポートの使い分け

  • 2026年10月19日
  • 最終更新: 2026年10月19日
この記事の結論

HubSpotとGoogleスプレッドシートの連携は、送る・取り出す・取り込むの3方向で使い分けます。公式ナレッジで確認できた方法を、用途別の表と手順で整理しました。

ブログ目次


HubSpotとGoogleスプレッドシートの連携は、「HubSpotからシートへ送る」「シートへ取り出して見る」「シートからHubSpotへ取り込む」の3方向に分けて、方向ごとに公式の方法を選ぶのが基本です。 送る方向はワークフローのGoogleスプレッドシート連携、取り出す方向はレポートやレコードのエクスポートと定期メール、取り込む方向はインポート機能が、それぞれ公式のナレッジで案内されています。

営業や経理から「HubSpotのデータをいつものシートで見たい」「シートで管理している一覧をHubSpotに入れたい」と相談されたとき、方法が複数あることで、かえって迷うことがあります。方法を取り違えると、行が重複する、日付が数値で入る、更新が止まるといった問題が起きます。

この記事では、公式ナレッジで確認できた方法だけを使い、用途別の使い分け、設定手順、よくある失敗を整理します。

  • 3つの方向で方法が分かれる ── 送る・取り出す・取り込むのそれぞれに、使える公式機能があります
  • ワークフローの2つのアクションを使い分ける ── 行の作成と、既存行の更新では、設計の前提が異なります
  • 定期的な共有は定期メールが公式の方法 ── レポートのデータをCSV・Excel形式で定期的に送れます
  • 失敗の多くはシートの作り方で起きる ── ヘッダー、数式、複数ワークフローからの更新が主な原因です

連携の3方向と、用途別の使い分け

最初に、方向と用途から方法を選びます。ここでは、公式ナレッジで確認できた方法だけを扱います。HubSpotからGoogleスプレッドシートへ自動で書き込む公式の仕組みは、ワークフローのアクションです。それ以外の方向は、エクスポートやインポートなどの標準機能で対応します。

用途別の使い分け表

HubSpotとGoogleスプレッドシートの連携を、送る・取り出す・取り込む・シートを整えるの4つで整理した図

やりたいこと 使う方法 向いている用途
条件に合ったレコードを、発生のたびにシートへ記録したい ワークフローの[Googleスプレッドシートの行を作成] 成約した取引の記録、フォーム送信の履歴
シート上の既存の行を、HubSpotの変更に合わせて更新したい ワークフローの[Googleスプレッドシート上のデータを更新] 案件の状況を一覧で確認する、集計用のシート
レポートのデータをシートで加工したい レポートのメール送信(CSV・XLS・XLSX)、またはデータのエクスポート 月次報告、会議資料の下準備
レコードの一覧を、必要なときにシートで開きたい レコードのエクスポート 棚卸し、他システムへの受け渡し
シートの一覧をHubSpotに入れたい インポート(クイックインポートまたは高度なインポート) 初期データの投入、名簿の取り込み

プラン要件の目安

プランの要件は方法によって異なります。公式ナレッジの記載では、次のとおりです。

方法 公式ナレッジに記載の対象プラン 必要な権限
ワークフローのGoogleスプレッドシート連携 Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、Data Hub、Smart CRM、Revenue HubのProfessional・Enterprise Super Adminまたは「ワークフローの編集」権限
レコードのエクスポート すべての製品とプラン 「エクスポート」権限
クイックインポート すべての製品とプラン インポート権限
レポートのメール送信 すべての製品とプラン。HubSpotユーザー宛ての送信が対象で、定期送信もHubSpotユーザーのみ レポートの権限

画面名は、HubSpotナレッジベースの日本語UI表記に合わせています。プランの条件は更新されることがあるため、設定の前に各公式ページの冒頭の記載を確認してください。


ワークフローでHubSpotの情報をシートへ送る

HubSpotから自動でシートへ書き込む場合は、ワークフローを使います。最初に、シートの準備と接続を行います。

シートの準備

公式ナレッジのワークフローでGoogleスプレッドシートにデータを追加する(HubSpotナレッジ)では、送信先のシートについて次の条件が示されています。

  • ヘッダー行はA1セルから始める
  • すべての列にラベルを付け、空白のヘッダーを作らない
  • シートの総セル数は5,000,000以内に収める
  • 1回のアクションで、1行あたり最大20セルまで送信できる

HubSpotが書き込むシートには、手作業でデータを入力しない運用が推奨されています。手作業が必要な場合は、別のシートを作り、元のシートを参照する形にします。

行を追加する設定手順

[Googleスプレッドシートの行を作成]は、条件に合ったレコードが発生するたびに、シートの新しい行へ記録するアクションです。

  1. [その他]→[自動化]>[ワークフロー]を開き、既存のワークフローを編集するか、新規作成する
  2. ワークフローエディターで+アイコンをクリックし、左パネルの[Googleスプレッドシート]から[Googleスプレッドシートの行を作成]を選ぶ
  3. Googleスプレッドシートが未接続の場合は、案内に従って接続する(アプリマーケットプレイスからも接続できます)
  4. [スプレッドシート]で送信先のファイルを選び、[シート]でタブを選ぶ
  5. [ヘッダー]で列の見出しを選び、[プロパティー]で送りたいHubSpotのプロパティーを選ぶ
  6. [保存]をクリックする

HubSpotのワークフロー一覧(Googleスプレッドシートの行を作成するアクションを含むワークフローを、この画面から作成・管理する)

ワークフローを有効にする前に、テスト用のレコードで行が追加されることを確認します。

[Googleスプレッドシートの行を作成]は、既存の行に追記するのではなく、新しい行を挿入します。参照セルや数式に影響する可能性があるため、シート側の数式は、入力済みの行だけを参照する設計にします。


既存の行を更新する設計と、照合キーの決め方

シート上の一覧を最新に保ちたい場合は、[Googleスプレッドシート上のデータを更新]を使います。このアクションは、一意の識別子でHubSpotのレコードとシートの行を照合して更新します。

更新の手順

  1. 上記と同じ手順でワークフローにアクションを追加し、[Googleスプレッドシート上のデータを更新]を選ぶ
  2. [スプレッドシート]と[シート]を選ぶ
  3. [参照列ヘッダー]と[参照列プロパティー]で、両者を照合する一意の識別子を設定する(例:メールアドレス)
  4. [一致する行がない場合は新しい行を作成]で、「はい」または「いいえ」を選ぶ
  5. [更新する列を選択]で更新する列を指定し、値の取得元(既存のプロパティー値、または前のアクションの結果)を選ぶ
  6. [保存]をクリックする

一致した行のうち、最初の1行だけが更新される点に注意します。

照合キーの選び方

照合キーは、重複しない値でなければなりません。同じ値が複数の行にあると、意図しない行が更新されます。

対象 照合キーの候補 注意点
コンタクト メールアドレス 同じアドレスの行がシートに複数ないこと
会社 会社のドメイン名、またはレコードID ドメインが空の会社は照合できない
取引 レコードID シートの先頭列にレコードIDを持たせる

取引は、同じ名前の案件が複数あり得るため、レコードIDを照合キーにする設計が安全です。設計の考え方は、プロパティ設計のベストプラクティスでも整理しています。

日付の扱い

HubSpotは、原則として内部のプロパティー値を送信します。日付は、ミリ秒単位のUNIXタイムスタンプで送られます。Data Hub Professional以上であれば、[データを書式設定]アクションで日付を整えてから送れます。または、シート側で変換用の数式を使います。


レポートとレコードをシートで開く

HubSpotのデータをシートで加工したい場合は、エクスポートを使います。ここでは、公式ナレッジで確認できた、レポートの送信とレコードのエクスポートを説明します。

レポートをCSV・Excelで受け取る

[その他]から[レポート]>[レポート]を開き、対象レポートの[アクション]から[共有方法]>[Eメール]を選ぶと、レポートを添付ファイル付きのメールで送れます。1回限りか定期送信かを選び、内部の受信者、添付形式、件名、本文、送信時刻を設定します。

CSV、XLS、XLSXで添付できるレポートは、Single object、Event-based、Customer journeyのレポートです。メールの送信に対応していないレポートは、[アクション]メニューのエクスポート項目(英語UIでは Export unsummarized data)から、ファイル形式を選んでエクスポートします。受け取ったファイルは、Googleスプレッドシートで開けます。

HubSpotのレポート一覧(自分のレポート)。各レポートのActionsメニューから共有やエクスポートを行う

詳細は公式のレポートとダッシュボードの共有・エクスポート(HubSpotナレッジ)にあります。レポートの設計そのものは、HubSpotレポート・ダッシュボードの完全ガイドにまとめています。

レコードをエクスポートする

コンタクトや取引などの一覧は、ビューを開いて右上の[エクスポート]から書き出せます。形式はCSV、XLS、XLSXです。完了すると、ダウンロードリンクがメールで届きます。

  1. 対象オブジェクトの一覧を開き、書き出したいビューを選ぶ(全件は[すべてのレコード]ビュー)
  2. 右上の[エクスポート]をクリックする
  3. [ファイル形式]、[エクスポート名]、[列ヘッダーの言語]を選ぶ
  4. [カスタマイズ]で、含めるプロパティーと関連付けを設定する
  5. [エクスポート]をクリックし、届いたメールのリンクからダウンロードする
  6. Googleスプレッドシートで、ファイルを開く(またはアップロードして変換する)

公式ナレッジには、次の制限が記載されています(レコードのエクスポート(HubSpotナレッジ))。

項目 内容
回数 24時間のローリング期間で最大300回
列数 XLSは256列、XLSXは16,384列まで。超える場合はCSVが推奨
ダウンロードリンク 30日後に期限切れ
大きなファイル CSVが2MBを超えるとZIP化される

定期的にシートへ届けたい場合の考え方

「毎週、同じレポートのデータをシートで見たい」という要望は多くあります。公式ナレッジで確認できた範囲では、定期送信はメールの形です。

定期メールの設定

[アクション]>[共有方法]>[Eメール]で、「これは定期配信Eメールですか?」を「はい」にすると、日次・週次・月次のいずれかを選べます。1つのレポートに、複数の定期メールを設定できます。データは、送信時刻の2時間前に取得されます。受け取ったファイルを、シートに貼り付けるか、アップロードして使います。

ダッシュボード全体は、[共有]>[このダッシュボードをEメールで送信]から送れます。定期送信の内容は、設定したユーザーの権限に基づいて送られるため、各ユーザーが自分のデータだけを受け取る場合は、それぞれが個別に設定します。

定期送信の宛先に指定できるのはHubSpotユーザーのみです。HubSpotユーザー以外へは、[その他の受信者](ダッシュボードは[他の受信者])に入力して1回限りの送信ができます。この場合、送信先のメールアドレスのドメインがHubSpotで接続された送信ドメインであることが条件で、ダッシュボードの外部送信にはProfessionalまたはEnterpriseと管理者レベルのレポート権限が必要です。バウンスしているアドレスには送れません。

自動でシートに反映したい場合

定期メールは、メールに添付される形で、シートへ自動で書き込まれるわけではありません。シートを自動で更新し続けたい場合は、ワークフローの[Googleスプレッドシート上のデータを更新]を使う設計にするか、外部のデータ連携ツールを検討します。外部ツールは、この記事の公式ナレッジの範囲外であり、選定には別の基準が必要です。HubSpotとGoogleのアプリ全体の連携は、Google Workspace・Microsoft 365との連携ガイドで整理しています。


シートからHubSpotへ取り込む

シートで管理している一覧をHubSpotに入れる場合は、インポートを使います。コンタクトだけで足りる場合は、クイックインポートが手軽です。

クイックインポートの手順

  1. [その他]から[データ管理]>[データ連携]を開く
  2. [データをインポート]をクリックし、[クイックインポート(コンタクトのみ)]を選ぶ
  3. [ファイルを選択]でアップロードするか、[貼り付け]でシートからコピーしたデータを貼り付ける
  4. 列の対応付け(マッピング)を確認し、未対応の列は[HubSpotプロパティー]から選ぶ
  5. インポートに名前を付け、同意のチェックボックスをオンにして[インポート完了]をクリックする

HubSpotのデータ連携/インポートの画面。過去のインポートの状況を一覧で確認できる

貼り付けるデータは、Googleスプレッドシートなどの表計算ファイルからコピーしたものである必要があります。コンタクト以外のオブジェクトや関連付けを含める場合は、高度なインポートツールを使います(クイックインポート(HubSpotナレッジ))。

インポートファイルの要件

ファイルを使う場合の要件は、公式ナレッジで次のように示されています(インポートファイルの要件(HubSpotナレッジ))。

項目 要件
形式 .csv、.xlsx、.xls
シート数 1シートのみ
列数 1,000列未満
文字コード 外国語の文字を含む場合はUTF-8
既存レコードの更新 レコードID、またはメールアドレス(コンタクト)、ドメイン名(会社)などの一意の識別子が必要

既存のレコードを更新する場合や、重複を避けたい場合は、一意の識別子を列に含めます。取り込みの設計の詳細は、HubSpotインポートの手順と関連付け設計にまとめています。


よくある失敗と回避策

連携の不具合の多くは、シートの作り方と運用ルールに起因します。公式ナレッジに記載された注意点を、失敗の型として整理します。

失敗と回避策の表

よくある失敗 原因 回避策
シートが見つからない、エラーになる ヘッダーがA1から始まっていない、空白のヘッダーがある、タブを間違えている A1から連続したヘッダーを置き、空白を作らない
行が重複する 同じシートを複数のワークフローで更新している、リクエストのタイムアウト 1シートにつき1ワークフローとし、重複行は手作業で整理する
日付が数字の羅列で入る 日付がミリ秒単位のUNIXタイムスタンプで送られる [データを書式設定]で整えるか、シート側で変換する
数式が壊れる、更新が遅い 行の挿入で参照がずれる、数式が多い 数式は最小限にし、集計は別のシートで行う
「Spreadsheet」の選択肢が読み込めない 接続したHubSpotユーザーが無効化されている 連携を切断し、有効なユーザーと、シートにアクセスできるGoogleアカウントで再接続する
選べるシートが変わる 接続ユーザーを変えて再接続した 切断前に、関連するワークフローを確認する

運用ルールとして決めておくこと

連携に使うアカウントは、退職や異動で無効になる可能性があります。接続したユーザーが無効になると、ワークフローが動かなくなるため、特定の個人に依存しない形で、担当者を決めておきます。連携先のシートには、手作業の入力を行わない、というルールも、あらかじめ共有しておきます。


用途で方法を選ぶ判断表と、導入の進め方

最後に、自社の状況から方法を選ぶ判断表を示します。

判断表

自社の状況 優先して検討する方法 理由
成約や申込みの記録を、自動でシートに残したい ワークフローで行を作成 発生のたびに記録できる
案件の状況を、シートの一覧で常に最新にしたい ワークフローでデータを更新 一意の識別子で既存の行を更新できる
月次の報告データを、シートで加工したい レポートの定期メール 公式の定期送信で、CSV・Excel形式を受け取れる
一度だけ、全件をシートで確認したい レコードのエクスポート 手順が少なく、設定を残さずに済む
シートの名簿を、HubSpotに移したい クイックインポート、または高度なインポート 件数と対象オブジェクトで選ぶ

導入の進め方

連携は、最初に目的と方向を決め、小さく始めて広げます。StartLinkでは、現状の整理・要件定義、設計・構築、データ移行、テスト・検証、定着・運用改善の工程で進め、準委任で伴走します。この連携では、工程ごとに次のことを決めます。

工程 この連携で決めること
現状の整理・要件定義 シートごとの目的と更新者、3方向のどれを使うか、接続ユーザー(特定の個人に依存しない担当者)の棚卸し
設計・構築 シートの列とHubSpotプロパティーの対応表、照合キー、1シート1ワークフローの割り当て
データ移行 既存シートの取り込み方法(クイックインポートか高度なインポート)、重複行の整理
テスト・検証 テスト用のシートとレコードで、行の追加・更新、日付表示、重複の有無を確認
定着・運用改善 接続ユーザーの変更時の手順、エラーの確認担当、対象の列やオブジェクトの追加判断

まず、シートで管理している項目と、その更新者を整理し、HubSpotのプロパティーとの対応表を作ります。そのうえで、テスト用のシートで、1つのワークフローから始めます。運用が安定してから、対象のオブジェクトや列を増やします。

シートで管理している情報が増えて、更新の手間が大きくなっている場合は、シートの運用そのものを見直す選択肢もあります。シートからCRMへ段階的に移す考え方は、Excel・スプレッドシートからHubSpotへの移行ガイドで整理しています。企業様によって最適な形は異なりますので、更新の頻度、シートを使う人数、確認の目的を踏まえて方法を選ぶことをおすすめします。


よくある質問

Q1. HubSpotからGoogleスプレッドシートへ、自動でデータを送れますか

はい。ワークフローのアクション[Googleスプレッドシートの行を作成]と[Googleスプレッドシート上のデータを更新]で、自動で送れます。対象は、Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、Data Hub、Smart CRM、Revenue HubのProfessionalまたはEnterpriseと、公式ナレッジに記載されています。ワークフローの編集には、Super Adminまたは「ワークフローの編集」権限が必要です。

Q2. 無料プランでもGoogleスプレッドシートと連携できますか

ワークフローのGoogleスプレッドシート連携は、公式ナレッジでProfessionalまたはEnterpriseが対象と記載されています。一方、レコードのエクスポートとクイックインポートは、すべての製品とプランで利用できると記載されています。無料のプランでは、エクスポートとインポートを使い、シートを加工する形になります。

Q3. 取引のデータをシートに記録すると、金額や日付がずれて入りませんか

日付は、ミリ秒単位のUNIXタイムスタンプで送られるため、そのままではシートで日付として表示されません。Data Hub Professional以上の[データを書式設定]で整えるか、シート側で変換の数式を設定します。プロパティーの種類ごとの挙動は、テスト用のレコードで確認してから本番に移します。

Q4. 同じシートを複数のワークフローで更新してもよいですか

推奨されていません。公式ナレッジでは、同じシートを複数のワークフローで更新すると、データが重複するおそれがあるため、1シートにつき1ワークフローが推奨されています。用途が異なる場合は、シートを分けます。

Q5. エクスポートしたファイルを、毎週自動でシートに反映できますか

公式ナレッジで確認できた範囲では、レポートの定期メールは添付ファイルをメールで送る形で、シートへ自動で書き込む機能ではありません。自動で反映したい場合は、ワークフローでシートを更新する設計を検討します。


まとめ:方向で方法を選び、シートの作り方を先に決める

HubSpotとGoogleスプレッドシートの連携は、次の順で決めると、迷わず進められます。

  • 方向を3つに分ける ── 送る・取り出す・取り込むのそれぞれに、公式の方法があります
  • 送る方向はワークフローの2つのアクションを使い分ける ── 追加は[行を作成]、更新は[データを更新]と照合キーで行います
  • 取り出す方向はエクスポートと定期メールを使う ── 定期メールは、CSV・Excel形式の添付で受け取ります
  • シートの作り方を先に決める ── A1のヘッダー、空白のない列、数式の少なさ、1シート1ワークフローが基本です
  • 接続ユーザーの管理を決める ── 無効化されたユーザーが原因の停止を、避けられます

最初の一歩としておすすめするのは、シートに送りたい項目を書き出し、照合に使う一意の識別子を決めることです。その後、テスト用のシートとワークフロー1本で、動作を確認してください。

自社の状況に当てはめた進め方を検討したい場合は、CRM特化型コンサルティングのHubSpotゴールドパートナーのStartLinkまでお問い合わせください。

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著者情報

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今枝 / Imaeda

株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。