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title: HubSpotプロパティ設計と命名規則、データ型の選び方
description: HubSpotのプロパティ設計では、用途に合うデータ型と一貫した命名規則を決め、関連する業務フローに沿ってグループ化します。設定の考え方、データ型の選び方、既存項目の棚卸しと統廃合の進め方を解説します。
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# HubSpotプロパティ設計と命名規則、データ型の選び方

- 2026年3月12日
- 最終更新: 2026年10月19日

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この記事の結論

HubSpotのプロパティ設計は、入力・集計・自動化の土台です。項目を作る前に、誰が入力し、何を判断し、その結果をどの業務で使うかまで決めます。

ブログ目次

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**HubSpotのプロパティ設計は、入力・集計・自動化の土台です。項目を作る前に、誰が入力し、何を判断し、その結果をどの業務で使うかまで決めます。**

「同じ意味の項目なのに、部署ごとに名前が違う」「入力方法が人によって異なり、レポートでまとめにくい」「項目が増えて、何を入力すればよいのか分かりにくい」

こうした状態を整理するには、項目名だけでなく、値の意味と利用先まで確認する必要があります。たとえば「獲得チャネル」という名前が共通でも、最初の接点を記録する人と、商談につながった接点を記録する人がいれば、同じ値として比較できません。先に「何を獲得チャネルと呼ぶか」を決め、その意味に合う入力方法を選びます。

HubSpotのプロパティとは、コンタクトや会社、取引などのレコードに情報を記録する項目です。プロパティ設計では、入力画面での分かりやすさに加え、集計するときに値の意味がそろうか、運用を変えるときに影響先を追えるかを確認します。本記事は「[HubSpot完全ガイド](https://start-link.jp/hubspot-ai/hubspot)」関連記事です。

## この記事でわかること

HubSpotで項目の追加や整理を担当する方に向けて、カスタムプロパティの作成と既存項目の見直しを、「入力する人が迷わないか」「同じ基準で比較できるか」「変更時に利用先を確認できるか」の順に説明します。

- **命名規則** — 表示名と内部名の役割を分け、記録する対象や時点が名前から伝わるか確認する方法を紹介します。
- **データ型の選択** — 実際に入る値と集計目的を照らし合わせ、選択式・数値・日付・テキストを選ぶ手順を説明します。
- **グループの整理** — 入力者と参照者が必要な項目を探せるよう、業務で項目を使う場面に沿って分類する方法を説明します。
- **棚卸しと統廃合** — 値の意味、利用箇所、保持方法を確認し、変更後の業務まで確かめる手順を紹介します。

読み終えたら、既存のプロパティを一つ選び、入力者・利用目的・参照先を説明できるか確認してみてください。説明が分かれるなら定義の確認から、説明が一致するのに使いにくいなら名前や形式の確認から始められます。

## プロパティ設計を業務フローの土台にする

プロパティはCRMへの入力項目であり、レポートやワークフローが参照するデータの入口です。Excelの顧客情報をHubSpotへ移す際は、情報ごとに記録先を確認し、表記や更新時点が異なる値をどう扱うか決めます。項目を作る前に、誰がいつ値を確定でき、その値をどの判断に使うか確認します。Excelからの移行手順は[Excel・スプレッドシートからHubSpotへ移行する方法](https://start-link.jp/hubspot-ai/hubspot/onboarding-pricing/excel-to-hubspot-migration)で解説しています。

プロパティは**「入力→判断→後続の利用」の順で点検できます。**

たとえば獲得チャネルなら、入力する人が値を確定できる時点、レポートを見る人が分類を比較する目的、分類を変更したときの参照先を続けて確認します。AIによる分析を検討する場合も、先に値の意味と記録先をそろえることが判断材料の整理につながります。

### オブジェクトとプロパティの関係を決める

コンタクトには個人の連絡先、会社には企業単位の情報、取引には商談の進行や金額など、情報の性質に応じて記録先を選びます。同じ情報を複数のオブジェクトに持たせる場合は、どちらを更新の基準にするか決めなければ、値が食い違うことがあります。たとえば会社の業種は会社レコードで管理し、コンタクトからは関連会社の情報として確認する設計が考えられます。

以下の画面は、HubSpotプロパティ設定画面です。項目を追加する前に、記録先のオブジェクトと既存項目を確認する場面で参照できます。

![HubSpotプロパティ設定画面](https://start-link.jp/hubfs/blog/screenshots/library/set_properties.png)

まず、情報の主体が個人、会社、取引のどれかを決めます。次に、営業担当が取引を進めるために使うのか、マーケティングが流入経路を分析するために使うのか、顧客対応で参照するのかを確認します。記録先や用途について担当者の答えが分かれる場合は、項目の作成を進める前に定義をそろえます。

同じ値を複数の場所で見たいという要望が出たら、まず「複数の場所で確認したい」のか「それぞれで別の値を管理したい」のかを分けます。前者なら参照方法を検討します。後者なら、値が異なる理由、それぞれの更新担当、値が食い違った場合の確認先を決めてから項目を設計します。

### 入力から活用までをつなげる

入力する値を決める際は、その値を誰が確認し、どの判断や処理につなげるかを追います。獲得チャネルを記録するなら、分類ごとに何を比較するかを先に決めます。比較したい対象が最初の接点なら、その時点を把握できる人と記録方法を確認します。商談につながった接点を比較したいなら、同じ項目に両方の意味を混ぜず、判断の対象を定義し直します。

次の図は、HubSpotのオブジェクト間のリレーションを整理した設計案です。情報の記録先と、関連するレコードからの参照方法を考える際に役立ちます。

![HubSpotデータモデル設計図](https://start-link.jp/hubfs/blog/screenshots/library/datamodel_design.png)

図を参考に、同じ情報を別のオブジェクトへ複製する必要があるかを検討します。まず利用したいレポートやワークフローから必要な値を洗い出し、その値を入力できる担当者と記録先を確認します。入力できない値がある場合は、必須項目を増やす前に取得方法を見直します。

確認には、実際の業務で起こる場面を一つ選びます。担当者が値を入力する場面、利用者が値を比較する場面、分類を変更する場面を順にたどってください。

- **入力時点で値が分からない** ── 誰がいつ確定できるかを決めます
- **利用者ごとに分類の解釈が違う** ── 入力形式を選ぶ前に定義を合わせます
- **変更時に参照先を追えない** ── 利用箇所を調べてから設定に進みます

### プロパティを増やす前に利用目的を確認する

新しい項目が必要に見えたときは、現在の項目で表せないか、別のオブジェクトに同じ情報がないかを調べます。名前だけが違う項目を追加すると、入力する人によって使う項目が分かれ、集計時に値を突き合わせる必要が生じます。

追加の判断では、次の点を順に確認します。

1. 誰が値を把握できるか
2. どの判断で参照するか
3. 使い終わった後も保持する必要があるか

入力者と利用者は決まっていても、両者が値の意味を違って捉えているなら、先に定義を合わせます。利用する場面を説明できない項目は追加を保留し、必要になった業務が明確になった時点で再検討します。

既存項目で表せるか迷う場合は、実際に入力したい値を既存項目の定義と照らし合わせます。値が収まっても、利用者が別の意味に読み取るなら定義の見直しが必要です。値の意味は同じで名前だけが違うなら、追加よりも名称と入力ルールの整理を先に検討します。

## 命名規則を決めて項目の意味をそろえる

命名規則の目的は、利用者が項目を選ぶときに、対象と値の意味を取り違えないようにすることです。部門ごとに独自の呼び方がある場合は、命名パターンを決める前に、同じ情報を指しているのか、異なる判断に使う情報なのかを確認します。同じ情報なら呼び方をそろえ、異なる情報なら区別できる定義を用意します。

### 表示名と内部名を使い分ける

- **表示名** ── HubSpotの画面で利用者が見るラベルです。入力する値や対象が分かる名前にします。
- **内部名** ── API連携などで識別に使われるため、作成時に利用先も踏まえて決めます。

内部名は `mktg_lead_acquisition_channel`、表示名は「マーケ\_リード獲得チャネル」のように、用途と対象が読み取れる形が考えられます。この例を採用する前に、「獲得チャネル」が何を指すかを決めます。最初の接点と、商談につながった接点を区別する業務なら、名前にもその違いが分かる情報が必要です。

名称を決める際は、入力者に「この項目には何を入れるか」、参照者に「この値から何を判断するか」を別々に説明してもらいます。答えが一致すれば名称の確認に進み、異なれば対象や記録時点の定義を先に直します。名称を変更した後も、入力画面と利用先の両方で同じ意味に読めるかを確認します。

### ルールは既存の運用になじむ形にする

命名パターンに含めるのは、部門、対象、内容など、社内で項目を識別するために必要な要素です。要素を足すほど名前が長くなるため、表示名を見た利用者が値の意味を理解できるかを確かめます。

社内で「業種」「業界」「業種分類」という呼び方が混在している場合は、既存項目の値と利用先を比べます。

- **同じ分類なら** ── 標準の呼び方と記録先を決めます
- **異なる分類なら** ── 分類対象や使う判断の違いが名前から読み取れるように定義します

名称を決めた後は、入力画面とレポートの双方で誤解がないか確認します。

### 曖昧な名前や独自略語を避ける

「メモ」「フラグ」「ステータス」だけでは、対象や用途を判断しにくくなります。部署内だけで通じる略語や意味を示さない連番も、利用者が変わったときに項目を選びにくくします。対象と内容を含め、似た項目と並べても区別できる名前にします。

既存の内部名を修正したい場合は、API連携やワークフローなどで参照されているかを確認してから対応方針を決めます。

- **表示名の修正で意味が伝わる場合** ── まずその方法を検討します
- **別の項目へ移行する場合** ── 利用箇所と値の移し方を決め、参照先の確認を終えてから進めます

## データ型は入力後の使い方から選ぶ

データ型は、保存する情報の形式を指定するものです。選択の出発点は、入力しやすさだけではありません。値を分類して比較するのか、計算するのか、経緯を読むのかによって必要な形式が変わります。

まず、利用者が値から行う判断を一文にします。次に、実際に入り得る値を入力担当者と照合します。最後に、その値をいつ確定できるか、未入力をどう扱うかを確認してください。たとえば獲得チャネルを比較したい場合、分類の境界を説明できれば選択式を検討できます。担当者が境界を判断できなければ、選択肢を作る前に分類の定義を直します。判断の経緯を残すことが目的なら、自由記述を検討します。

### 主なデータ型の使い分け

| データ型 | 適する情報 | 設計時の確認点 |
| --- | --- | --- |
| 単行テキスト | 短い自由記述 | 値を集計や条件分岐に使うかを確認します |
| 複数行テキスト | 備考や経緯の記録 | 定型値の集計には向きません |
| 数値 | 数量やスコア | 計算に使う値か、金額として扱う値かを確認します |
| ドロップダウン選択 | 決まった候補から一つを選ぶ値 | 選択肢の定義と管理担当を決めます |
| 複数チェックボックス | 複数の条件を同時に記録する値 | 候補が増えたときの整理方法を決めます |
| 日付 | 日付のみ必要な情報 | 時刻まで記録する必要があるかを確認します |
| 日時 | 日付と時刻が必要な記録 | 利用場面に時刻の精度が必要かを確認します |
| チェックボックス | はい・いいえの二択 | 三つ以上の状態を持たせる場合は別形式を検討します |
| 計算プロパティ | ほかのプロパティを参照する計算結果 | 利用できる条件を公式情報で確認します |

たとえば獲得チャネル別に件数を比較するなら、何を各チャネルに含めるかを決めてから選択式を検討します。担当者が判断の経緯を残す情報なら、自由記述が適する場合があります。同じ項目で分類と詳しい説明の両方を求めると入力ルールが曖昧になるため、それぞれが必要かを利用目的から判断します。

分類と経緯の両方が必要なら、分類を使う判断と、経緯を読む場面を分けて考えます。分類だけで次の業務に進めるなら、選択肢の定義を優先します。理由も必要なら、その説明をどこに記録し、誰が確認するかを決めます。分類を選べない事例が出たときは、選択肢が不足しているのか、定義が重なっているのかを確かめてから変更します。

### 選択肢の固定度と集計目的で決める

データ型を選ぶときは、入力候補を定義できるか、数値として計算するか、時刻が必要か、二択で足りるかを確認します。候補の違いを説明でき、分類して集計したいなら選択式を検討します。候補をまだ定義できないなら、先に実際の入力内容と利用目的を確かめます。

| 確認すること | はいの場合 | 次に見ること |
| --- | --- | --- |
| 入力候補が決まっていますか | 選択式を検討します | 候補の追加や統合を誰が管理するか決めます |
| 数値として計算しますか | 数値または計算形式を検討します | 金額、数量、スコアのどれかを明確にします |
| 時刻まで記録しますか | 日時形式を検討します | 日付だけで足りる場合は日付形式にします |
| 二択で表せますか | チェックボックスを検討します | 複数状態がある場合は候補選択式にします |
| 上記に当てはまりませんか | テキスト形式を検討します | 後で集計するなら入力ルールを先に決めます |

「東京」「東京都」「Tokyo」のような表記の違いが集計に影響するなら、入力候補をそろえる方法を検討します。一方、候補同士の違いを入力者が判断できないなら、選択式にする前に定義を見直します。新しい候補が必要になったときは、既存候補に含められるか、別の判断に使う値かを確認してから追加します。

形式を確定する前に、実際に入り得る値を担当者と照合します。一つに決められない事例があるなら、複数の値が同時に成立するのか、選択肢の境界が曖昧なのかを切り分けます。前者は複数選択の必要性を検討し、後者は定義を直します。値がまだ分からない状態を「いいえ」と区別する必要がある場合も、二択で足りると判断する前に入力時点と利用目的を確認します。

**数値は、見た目が数字かどうかではなく、計算するかどうかで判断します。**

識別のための値なら、先頭の文字や表記を保つ必要がないか確認します。数量やスコアとして扱うなら、何を単位とし、未入力をどう扱い、どのレポートで使うかを決めてから形式を選びます。日付と日時も同様に、時刻の違いが業務上の判断を変える場合に日時を検討します。

形式を決めた後は、実際の入力場面で担当者が値を確定できるか、利用場面で意図した比較ができるかを確認します。入力できない場合は取得方法や入力時点に戻り、比較できない場合は値の定義や形式に戻ります。この確認を終えてから、項目の作成に進みます。

### 公式仕様を確認してから作成する

利用できるデータ型や計算機能、利用条件は、作成時点の公式案内と実際の設定画面で確認します。計算プロパティを検討する場合は、先に「どの値から何を求め、結果をどの判断に使うか」を書き出します。元の値が記録されていなければ取得方法を決め、利用目的が説明できなければ計算の必要性を見直します。そのうえで、必要な設定が可能かを確かめます。（確認先：[HubSpotのプロパティーを作成および編集する](https://knowledge.hubspot.com/properties/create-and-edit-properties)）

作成前には、保存する情報、入力形式、利用するレポートやワークフローを並べて確認します。必要な形式を利用できない場合は、目的を満たす既存項目があるか、記録方法を見直せるかを検討します。代わりの方法を選ぶ場合も、入力者が値を用意でき、利用者が意図した判断をできることを確かめてから作成に進みます。

## プロパティグループで入力画面を整理する

プロパティグループは、関連する項目をまとめて管理するための分類です。項目を使う人がどの順序で情報を探すかに合わせて設計します。分類名だけで判断せず、実際のレコードで必要な項目にたどり着けるかを確認します。

### 利用目的や担当業務でまとめる

グループは、基本情報、マーケティング、営業、カスタマーサクセス、管理用など、利用者が項目を探すときのまとまりを候補にできます。複数部門が使う情報は、入力する部門だけで分類を決めず、参照する人がどこを探すかも確認します。

| グループの例 | 含める情報の例 |
| --- | --- |
| 基本情報 | 社名、氏名、連絡先、住所 |
| マーケティング | リードソース、スコア、キャンペーン関連 |
| セールス | 商談ステージ、受注理由、失注理由、予算 |
| カスタマーサクセス | 契約情報、NPS、ヘルススコア |
| 管理用 | 内部管理フラグ、同期ステータス、更新日時 |

これらは分類の一例です。企業様によって最適な形は異なります。自社の担当業務に当てはめ、入力者と参照者が別のグループを探す場合は、項目の配置やグループ名を見直します。両者が同じ項目を異なる意味で探しているなら、配置より先に項目の定義を確認します。

### 表示順序は利用者の導線で決める

グループ名に番号を付けて表示順を整理する方法もあります。例えば「01\_基本情報」「02\_マーケティング」のように付ける場合は、実際の画面で意図した順に見えるかを確かめます。

「管理用」など通常の入力担当者が参照しない項目を分ける場合も、名称だけで整理を終えず、代表的なレコードで入力者と確認者の動きを追います。必要な項目を探しにくい場合は、グループを増やす前に名称や配置を見直します。

入力者は見つけられても参照者が探せない場合は、どちらがどの業務でその項目を使うか確認します。使う場面が共通なら、両者に伝わる名称や配置を検討します。用途が異なるなら、グループだけでなく項目の定義も見直します。変更後は両者に同じレコードを確認してもらい、必要な項目を探せることを確かめます。

## 運用ルールと棚卸しで項目の増殖を防ぐ

プロパティの必要性は業務とともに変わります。追加を判断する人、既存項目との重複を調べる人、利用状況を確認する人を決め、項目の作成から整理まで同じ基準で扱います。

### 新しい項目を追加する前に確認する

追加前には、既存項目との重複、記録先のオブジェクト、入力担当者、利用目的を確認します。「どの画面で入力するか」まで決まっていても、入力担当者がその時点で値を把握できなければ運用しにくくなります。その場合は、入力のタイミングか取得方法を見直します。

| 確認項目 | 追加に進める状態 | 定義を見直す状態 |
| --- | --- | --- |
| 既存項目との重複 | 既存項目では表せない | 同じ情報を別名で記録している |
| 記録先 | 情報の主体が明確 | 複数オブジェクトで二重管理になる |
| 入力方法 | 入力担当と形式が決まっている | 値の意味や候補が不明確 |
| 利用目的 | レポートや業務で参照する | 使用場面を説明できない |

追加の判断を任された人は、申請された名前だけでなく、既存項目の定義と利用先を照らし合わせます。必須入力を設ける場合は、担当者がその情報を把握できる場面を確認します。把握できないなら、必須にする判断を保留して入力方法を検討します。

追加に進む条件は、既存項目では目的を満たせない理由、値を確定する人と時点、利用先を説明できることです。どれかが決まっていなければ、項目を作る前に関係者の判断をそろえます。

### 利用状況と依存関係を調べる

棚卸しでは、未入力の項目、用途を説明できない項目、同じ意味の項目、レポートやワークフローが参照している項目を洗い出します。確認のきっかけは一律の時期だけに置かず、入力手順、集計方法、選択肢、利用先を変える場面にも設けます。変更を担当する人が、該当項目の定義と影響先を確認できるようにします。ワークフローが項目を参照している場合は、[HubSpotワークフローの設定方法](https://start-link.jp/hubspot-ai/hubspot/hubspot-features/hubspot-workflow-setup-guide)で設定の全体像を確認しておくと影響先を追いやすくなります。

以下の画面は、HubSpotデータ品質管理画面です。項目の利用状況を調べる際の確認先の一つとして参照できます。

![HubSpotデータ品質管理画面](https://start-link.jp/hubfs/blog/screenshots/library/set_data_quality.png)

値が入っていないことだけで削除を決めず、今後入力する予定があるか、別の機能が参照していないかを調べます。利用先が見つかった場合は、その担当者と必要な値を確認します。利用状況が分からない場合は、担当部門への確認を終えるまで整理を保留します。

見直しのきっかけごとに、確認対象を変えます。

- **入力手順を変える** ── 誰がいつ値を入力できるかを確認します
- **集計方法を変える** ── 選択肢の意味と過去の値を同じ基準で比較できるかを確認します
- **利用先を変更する** ── レポート、リスト、ワークフローなどの参照箇所を確認します

過去の値と新しい値を同じ意味で扱えない場合は、比較方法を決めるまで分類の変更を保留します。影響先を把握できてから、名称や選択肢の変更に進みます。

### 統廃合は移行先と影響範囲を確定してから行う

重複項目を統合するときは、残す項目の定義、値の対応、参照しているレポート・リスト・ワークフローを確認します。値の意味が一致しない場合は、同じ項目にまとめてよいかを先に判断します。移行後は代表的なレコードの値だけでなく、後続の業務が意図した項目を参照しているかも確かめます。

削除前に値を保持する方法や、旧項目を「未使用」グループに移して確認する方法は、社内のデータ管理方針に合わせて選びます。整理の可否は、値の保持方法と利用先の確認が終わってから決めます。

| 手順 | 確認すること | 次へ進む条件 |
| --- | --- | --- |
| 依存関係を調べる | レポート、リスト、ワークフローなどの参照先 | 利用箇所を把握できている |
| 保持するデータを決める | エクスポートや移行の必要性 | 必要な値の扱いが決まっている |
| 移行する | 統合先の定義と値の対応 | 主要なレコードで値を確認できている |
| 運用を確認する | 更新や集計への影響 | 後続業務が新しい項目を参照している |
| 旧項目を整理する | 未使用状態と保持方針 | 利用者と管理担当が整理を確認している |

値の対応を決めるときは、旧項目の各候補が移行先のどの候補を意味するかを確認します。対応を決められない値があれば、一律に置き換えず、利用者に意味を確認します。代表的なレコードでは、値の移行結果と、その値を使う集計や後続業務の結果を合わせて確かめます。確認が終わらない間は旧項目の整理を進めず、未確認の利用先を明らかにします。

## よくある質問

### 内部名と表示名はどちらも変更できますか？

変更を検討するときは、表示名と内部名を分けて確認します。表示名だけを見直せば入力者に意味が伝わるのか、内部名を参照する連携や自動化にも対応が必要なのかを調べます。表示名で目的を満たせるなら、利用画面で意味が伝わるか確認します。内部名に関わる変更が必要なら、公式案内と実際の利用箇所を確認し、影響先への対応方法を決めてから進めてください。

### レポートに使うプロパティはどのデータ型がよいですか？

まず、レポートで分類、計算、日付による比較のどれを行うか決めます。分類の境界を説明できるなら選択式、計算する値なら数値形式、時系列で確認する情報なら必要な精度に合わせて日付または日時形式を検討します。分類の意味が担当者によって異なる場合は、データ型を選ぶ前に定義をそろえます。未入力の値をどう扱うかも決め、入力者がその形式で値を確定でき、利用者が意図した比較をできることを確認してから作成します。

### 同じプロパティを複数のオブジェクトに作るべきですか？

まず、その情報が個人、会社、取引のどの主体に属するかを決めます。会社の業種のように会社単位で管理する情報は会社に持たせ、関連するコンタクトから参照する設計が考えられます。複数の場所に値が必要な場合は、参照したいだけなのか、別々の値を管理したいのかを確認します。別々に管理するなら、更新の基準と、値が異なったときの確認方法を決めてから設計します。

### 使われていないプロパティはすぐに削除できますか？

先にレポート、リスト、ワークフローなどの依存関係を調べ、必要な値の保持方法を決めます。移行先がある場合は値の対応と後続業務を確認します。利用状況を説明できない場合は担当部門に確認し、保持方針と影響範囲が明らかになってから整理を判断します。

## まとめ

HubSpotのプロパティを設計するときは、項目の名前や形式を個別に決める前に、「誰が入力するか」「何を判断するか」「どこで使うか」をつなげて考えます。そのうえで、記録先、命名規則、データ型、グループを決めると、既存項目との重複や値の意味の違いを確認できます。

まずは既存のプロパティを一つ選び、次の順に点検してください。

1. 入力担当者と利用者に、値の意味、値を確定できる時点、使う場面を確認します。答えが異なれば、項目の定義をそろえます。
2. 記録先と既存項目を比べ、命名規則、データ型、グループが利用目的に合うか確認します。実際の値で比較できない場合は、形式を決める前に入力ルールを見直します。
3. 変更が必要なら、レポートやワークフローの参照先、保持する値、移行後の確認担当を決めます。値と後続業務の確認を終えてから旧項目を整理します。

入力者が値を確定でき、利用者が同じ意味で読み取れ、変更時の影響先を確認できるなら、作成や変更に進めます。いずれかが曖昧なら、その点を先に定義し直します。ライフサイクルステージや取引ステージの項目設計は[パイプライン設計とライフサイクルステージ](https://start-link.jp/hubspot-ai/btob-marketing/crm-basics/pipeline-lifecycle-stage-design-mql-sql)で、設計から運用定着までの支援は[HubSpot導入・構築支援](https://start-link.jp/service/hubspot)で紹介しています。

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### 今枝 / Imaeda

 株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。  
 HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。

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  "description" : "HubSpotとマネーフォワード クラウドを連携。取引情報から見積書・請求書を自動作成し、取引先・品目の同期や継続請求に対応するHubSpot連携アプリ。",
  "featureList" : [ "取引（Deal）から見積書・請求書を自動作成", "会社情報とマネーフォワード取引先の同期", "商品項目・品目マスタの連携", "月次・固定回数の継続請求に対応（Professionalプラン以上）", "合算請求（Enterpriseプラン限定）", "前受請求（一括請求・月次計上）（Enterpriseプラン限定）", "原価登録（MF会計への仕訳登録）で案件別の原価・粗利を可視化（Enterpriseプラン限定）", "取引レコードにCRMカードで連携ステータスを表示" ],
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  "description" : "HubSpotとChatworkを連携。ワークフローからChatworkのルームへ通知を送り、CRMカード上で最新のやり取りの確認と返信ができ、紐付けたルームの新着メッセージをHubSpotのノートとして自動で記録するHubSpot連携アプリ。",
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    "description" : "通知無制限・CRMカードで最新100件の表示とメッセージ送信",
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