HubSpot × AI(Breeze)活用完全ガイド|AI機能で営業・マーケを自動化する方法

  • 2026年3月11日
  • 最終更新: 2026年4月25日
この記事の結論

HubSpot AIブランド「Breeze」の全体構造。Breeze Assistant・Agents・Intelligenceそれぞれの機能と用途。

ブログ目次

記事の内容を、そのまま実務に落とし込みたい方向け

HubSpot導入、AI活用、CRM整備、業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。


HubSpot AIブランド「Breeze」の全体構造。Breeze Assistant・Agents・Intelligenceそれぞれの機能と用途。

「HubSpotにAI機能があるらしいが、何ができるのかよくわからない」「Breezeという名前を聞くが、具体的にどう活用すればいいのか知りたい」——HubSpotのAI機能に興味はあるものの、全体像がつかめずに活用に踏み切れない企業は多いかもしれません。

Breezeとは、HubSpotに搭載されたAI機能群の総称です。 2024年にブランドを統一し、「Breeze Assistant」「Breeze Agents」「データエージェント」の3つの柱で構成されています。マーケティング・営業・カスタマーサービスの各業務において、コンテンツ生成、データ分析、顧客対応の自動化を実現します。

本記事では、Breezeの全体像を整理したうえで、各機能の特徴と実務での活用パターンを解説します。

本記事はStartLinkの「HubSpot完全ガイド」関連記事です。


この記事でわかること

  • HubSpot AIブランド「Breeze」の全体構造 — HubSpotのAI機能は、以下の3つの柱で構成されています。
  • Breeze Assistant・Agents・Intelligenceそれぞれの機能と用途
  • 各Hub別のAI活用パターン — マーケティング領域でのBreeze活用は、コンテンツ制作の効率化とキャンペーンの最適化が中心です。
  • AIを使った営業・マーケ業務の自動化シナリオ — Breezeの機能は急速に進化しており、「どの機能から使い始めればよいか」「自社の業務にどう組み込むか」の設計が重要です。
  • Breeze導入のステップとプラン要件

HubSpot AIブランド「Breeze」の全体像

3つの柱

HubSpotのAI機能は、以下の3つの柱で構成されています。

Breeze Assistant(アシスタント)

HubSpotの画面上で常にアクセスできるAIアシスタントです。テキスト入力でCRMデータの検索、コンテンツの下書き作成、レポートの解釈などを対話形式で行えます。営業担当者がミーティング前に顧客情報を素早く確認したり、マーケターがメール文面のアイデアを生成したりといった「日常的なAI活用」の入り口になります。

Breeze Agents(エージェント)

特定の業務を自律的に実行するAIエージェント群です。2026年時点で以下の4つのエージェントが提供されています。

  • コンテンツエージェント: ブログ記事、ランディングページ、マーケティングメールの自動生成
  • ソーシャルエージェント: SNS投稿の自動作成・スケジュール管理
  • プロスペクティングエージェント: 見込み客の調査・アウトリーチメール作成の自動化
  • カスタマーエージェント: 顧客からの問い合わせに対するAI自動応答

これらのエージェントは、HubSpot CRMのデータを参照しながら業務を自動化するため、汎用的なAIツールとは異なり「自社の顧客データに基づいた精度の高い出力」を期待できます。

データエージェント(インテリジェンス)

外部データソースと連携し、CRMデータを自動で補完・強化するデータエンリッチメント機能です。コンタクトや企業の情報を自動的に最新化し、リードスコアリングや購買者インテントの検知に活用できます。

AI機能の利用に必要なプラン

Breeze機能の利用には、一部の基本機能を除いてProfessional以上のプランが必要です。

機能 必要プラン
Breeze Assistant(基本) 全プラン(Free含む)
コンテンツエージェント Content Hub Professional以上
ソーシャルエージェント Marketing Hub Professional以上
プロスペクティングエージェント Sales Hub Professional以上
カスタマーエージェント Service Hub Professional以上
データエージェント 有料アドオン

各Hub別のAI活用パターン

Marketing Hub × AI

マーケティング領域でのBreeze活用は、コンテンツ制作の効率化とキャンペーンの最適化が中心です。

コンテンツ生成の自動化

コンテンツエージェントを使えば、ブログ記事の下書き、ランディングページのコピー、マーケティングメールの文面を自動生成できます。ゼロから書き始める手間を省き、編集・ブラッシュアップに時間を集中させる運用が可能です。

SNS運用の効率化

ソーシャルエージェントは、ブログ記事やキャンペーン情報をもとにSNS投稿文を自動作成し、最適な投稿タイミングを提案します。複数のSNSチャネルを一元管理しながら、投稿頻度を維持できます。

ABテストとAI最適化

HubSpotのABテスト機能とBreezeを組み合わせることで、メール件名やCTAボタンのバリエーションをAIが提案し、テスト結果に基づいて最適なパターンを自動選択する運用も実現できます。

Sales Hub × AI

営業領域では、見込み客の発掘と商談準備の効率化にBreezeが貢献します。

プロスペクティングの自動化

プロスペクティングエージェントは、ターゲット企業の調査、キーパーソンの特定、パーソナライズされたアウトリーチメールの作成を自動で行います。営業担当者がリサーチに費やす時間を大幅に削減できます。

予測リードスコアリング

データエージェントのデータとあわせて、AIがリードの購買確度を自動判定します。「今すぐアプローチすべきリード」を優先順位付けすることで、限られた営業リソースを最大限に活かせます。

ミーティング準備のAI支援

Breeze Assistantに「次のミーティング相手の情報をまとめて」と依頼するだけで、過去のやり取り、取引ステータス、企業情報を要約して提示してくれます。

Service Hub × AI

カスタマーサービスでは、問い合わせ対応の自動化と品質向上にBreezeを活用できます。

AIチャットボットによる自動応答

カスタマーエージェントは、ナレッジベースの内容を学習し、顧客からの問い合わせに自動で回答します。よくある質問への対応を自動化することで、サポートチームは複雑な問い合わせに集中できます。

チケットの自動分類・ルーティング

AIが問い合わせ内容を自動解析し、適切なカテゴリに分類、担当チームに振り分けます。対応漏れの防止と初回応答時間の短縮に直結します。

Data Hub × AI

Data Hub(旧Data Hub)のAI関連機能は、データ品質の維持と業務プロセスの自動化に焦点を当てています。

データクレンジングの自動化

重複データの検出・マージ、電話番号や住所のフォーマット統一、古いデータのフラグ付けを自動で行います。CRMデータの品質が高まることで、AIスコアリングやレポートの精度も向上します。


さらに詳しく知りたい方へ|関連記事

HubSpot × AIの個別テーマについて、以下の記事で詳しく解説しています。

Breeze機能の詳細

データ・スコアリング

AI時代の活用戦略


まとめ

HubSpot AI「Breeze」の活用で押さえるべきポイントを整理します。

  • BreezeはAssistant・エージェント・データエージェントの3層構造で設計され、Marketing・Sales・Service各Hubで使いどころが異なる
  • BreezeはCRMデータを基盤として動くため、データの欠損・重複・表記揺れが出力品質に直結する。AIを使う前にデータ整備が必須
  • 最初の一歩はBreeze Assistantによるメール下書き・レポート分析から始め、精度と時短効果を実測してから自動化へ移行する
  • HubSpotコンテンツエージェントやソーシャルエージェントはProfessional以上のプランで利用可能。データエージェントは有料アドオン

次のステップ: HubSpotのBreeze機能を活用した具体的な設定方法はStartLinkへお問い合わせください。HubSpotゴールドパートナーとして、データ設計から自動化まで一気通貫でご支援します。


よくある質問(FAQ)

Breeze Assistantは日本語に対応していますか?

はい、Breeze Assistantは日本語での対話に対応しています。日本語でCRMデータの検索やコンテンツの下書き生成を依頼できます。ただし、出力の精度は英語の方が高い傾向があるため、マーケティングコンテンツの生成では日本語で指示を出した後に人間がレビュー・修正する運用がおすすめです。

Breeze AIの追加料金はかかりますか?

Breeze Assistantの基本機能は無料プランを含む全プランで利用可能です。各エージェント(コンテンツ、ソーシャル、プロスペクティング、カスタマー)を使うにはProfessional以上の対応するHubが必要です。データエージェントはデータエンリッチメントのクレジット数に応じた有料アドオンとして提供されています。

BreezeのAI機能と外部AIツール(ChatGPTなど)を併用する意味はありますか?

BreezeはHubSpot CRMのデータに直接アクセスできる点が最大の強みです。自社の顧客データ、取引履歴、メール履歴をもとにした出力ができるため、汎用的なAIツールとは使い分けが可能です。一般的な調査やアイデア出しには外部AIツール、CRMデータに基づく業務(メール作成、顧客分析、レポート解釈)にはBreezeという使い分けが効果的です。




HubSpotのAI活用でお悩みなら

Breezeの機能は急速に進化しており、「どの機能から使い始めればよいか」「自社の業務にどう組み込むか」の設計が重要です。

株式会社StartLinkは、CRM特化型コンサルティングとAI活用アドバイザリーの両面から、HubSpotのAI機能を最大限に活かす運用設計を支援しています。現在の業務フローを分析し、AI導入によるROIが最も高い領域を特定したうえで、段階的な導入ロードマップをご提案します。

「BreezeのAI機能を業務に取り入れたい」「AI活用で営業・マーケの生産性を上げたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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著者情報

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今枝 拓海 / Takumi Imaeda

株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。