【2026年版】メール配信ツール比較15選|BtoB企業向けの選び方と機能比較表

  • 2026年3月3日

ブログ目次


「メール配信ツールを導入したいが、種類が多すぎて選べない」「MAツールとメール配信ツールの違いがわからない」——BtoB企業がメールマーケティングを始める際、最初に直面するのがツール選定の壁です。メール配信ツールは価格帯も機能も幅広く、自社の規模や目的に合ったツールを選ばなければコストに見合った成果は得られません。

2026年現在、国内で利用可能なメール配信ツールは50種類以上にのぼります。しかし、BtoB企業に本当に必要な機能に絞って比較すれば、選択肢は自ずと絞り込まれます。重要なのは「機能の多さ」ではなく「自社の課題を解決できるか」という視点です。

本記事では、BtoB企業向けに厳選したメール配信ツール15選を機能・価格で徹底比較します。MAツールとの違い、選定基準、HubSpotの位置づけも合わせて解説しますので、ツール選定の判断材料としてご活用ください。

この記事でわかること

  • BtoB向けメール配信ツール15選の機能・価格比較表
  • メール配信ツールとMAツールの違いと選び方
  • 企業規模・目的別のおすすめツール
  • ツール選定で失敗しないための5つのチェックポイント
  • 無料で使えるメール配信ツールの実力と限界
  • HubSpotのメール配信機能の位置づけ

メール配信ツールとMAツールの違い

【2026年版】メール配信ツール比較15選

機能比較

機能 メール配信ツール MAツール
メール一斉配信
セグメント配信 ○(基本的) ○(高度)
ステップメール △(一部対応)
A/Bテスト
開封率・CTR計測
リードスコアリング ×
ワークフロー自動化 ×
CRM連携
LP・フォーム作成 ×
Webトラッキング ×
月額費用 ¥1,000〜¥30,000 ¥50,000〜¥400,000

どちらを選ぶべきか

自社の状況 推奨ツール 理由
メルマガを送りたいだけ メール配信ツール 必要十分な機能で低コスト
リード育成・商談化を目指す MAツール スコアリング・自動化が必要
まず小さく始めたい HubSpot Free 無料でメール配信+CRMが使える
将来的にMA化を見据える MA機能付きメール配信ツール スムーズな移行が可能

メール配信ツール15選 総合比較表

No. ツール名 月額費用 無料プラン 配信数上限(基本プラン) セグメント ステップメール 日本語対応
1 HubSpot Marketing Hub ¥0〜 月2,000通(Free)
2 Benchmark Email ¥0〜 月3,500通(Free)
3 Mailchimp $0〜 月1,000通(Free) ×
4 Brevo(旧Sendinblue) ¥0〜 日300通(Free)
5 blastmail ¥4,000〜 × 月無制限 ×
6 配配メール ¥10,000〜 × プランによる
7 WiLL Mail ¥4,000〜 × 月無制限
8 オレンジメール ¥2,480〜 × 月無制限
9 Cuenote FC 要問合せ × 大量配信対応
10 SendGrid $0〜 日100通(Free) ×
11 Amazon SES 従量課金 無制限 ×
12 MailerLite $0〜 月12,000通(Free) ×
13 Zoho Campaigns ¥0〜 月6,000通(Free)
14 acmailer ¥0(OSS) サーバー依存 ×
15 める配くん ¥1,867〜 月無制限 ×

各ツールの詳細解説

1. HubSpot Marketing Hub

概要: CRM一体型のオールインワンプラットフォーム。無料のCRMにメール配信機能が付属し、必要に応じてMA機能を追加可能。

項目 内容
初期費用 無料
月額 Free: ¥0 / Starter: ¥2,400〜 / Professional: ¥106,800〜
強み CRM一体型、段階的拡張、UI優秀
弱み 高機能プランは高価格

おすすめポイント: 「まずメール配信から始めて、将来的にMAに移行したい」という企業に最適。データが一元管理されるため、移行時のコストがゼロ。

2. Benchmark Email

概要: 直感的なUIと豊富なテンプレートが特徴の海外発メール配信ツール。日本語対応が充実。

項目 内容
月額 Free: ¥0 / Lite: ¥2,300〜 / Pro: ¥4,600〜
強み テンプレート豊富、ドラッグ&ドロップエディタ
弱み CRM機能は限定的

3. Mailchimp

概要: 世界最大級のメール配信プラットフォーム。中小企業向けに設計されており、高機能かつ柔軟。

項目 内容
月額 Free: $0 / Essentials: $13〜 / Standard: $20〜
強み 高度なセグメント、豊富な連携、AI機能
弱み 日本語未対応、UIがやや複雑

4. Brevo(旧Sendinblue)

概要: メール配信+SMS+チャットの統合プラットフォーム。

項目 内容
月額 Free: ¥0 / Starter: ¥3,000〜 / Business: ¥8,000〜
強み SMS配信対応、低コスト、CRM機能付き
弱み 日本語サポートが限定的

5. blastmail

概要: 国産メール配信ツールの定番。シンプルな操作性と大量配信の安定性が特徴。

項目 内容
月額 ¥4,000〜(登録アドレス数による従量課金)
強み 国産、大量配信の安定性、低コスト
弱み 自動化機能は限定的

6. 配配メール

概要: 国産メール配信ツール。BtoB向けの機能が充実しており、営業支援機能も搭載。

項目 内容
月額 ¥10,000〜(Lightプラン)
強み BtoB特化、来訪通知機能、国産サポート
弱み 他ツールとの連携が限定的

7. WiLL Mail

概要: 国産メール配信ツール。ヒートマップ分析とHTMLメールエディタが強み。

項目 内容
月額 ¥4,000〜(従量課金)
強み ヒートマップ分析、レスポンシブ対応エディタ
弱み ステップメール機能はオプション

8. オレンジメール

概要: ステップメールに強い国産ツール。個人事業主〜小規模企業向け。

項目 内容
月額 ¥2,480〜
強み ステップメール特化、低コスト
弱み 大規模配信には不向き

9. Cuenote FC

概要: 大規模配信に特化した国産メール配信プラットフォーム。

項目 内容
月額 要問合せ(¥50,000〜目安)
強み 超大量配信の安定性(時間あたり数百万通)
弱み 中小企業にはオーバースペック

10. SendGrid

概要: Twilio傘下のメール配信API。開発者向けのトランザクションメール+マーケティングメール。

項目 内容
月額 Free: $0 / Essentials: $19.95〜
強み API連携が強力、到達率が高い
弱み マーケティング機能は基本的

11. Amazon SES

概要: AWSのメール配信サービス。従量課金で圧倒的低コスト。

項目 内容
月額 $0.10/1,000通
強み 最低コスト、大量配信対応
弱み 管理画面なし、開発スキル必須

12〜15. その他のツール

MailerLite: 無料プランが充実、LP作成機能あり。英語のみ。

Zoho Campaigns: Zoho CRMとの連携が強み。低コストでMA的な使い方も可能。

acmailer: オープンソースの無料メール配信システム。自社サーバーに設置。

める配くん: 国産の低コストメール配信ツール。シンプルな操作性。

企業規模・目的別おすすめ

スタートアップ・個人事業主

目的 おすすめ 理由
まず無料で始めたい HubSpot Free CRM付き、将来の拡張性◎
メルマガを手軽に送りたい Benchmark Email テンプレート豊富、日本語対応
ステップメール中心 オレンジメール 低コストでステップメール特化

中小企業(50〜300名)

目的 おすすめ 理由
メール+CRMを一元管理 HubSpot Starter CRM一体型で効率的
国産ツールで安心したい 配配メール BtoB特化、国産サポート
コスパ重視 blastmail 低コストで安定した大量配信

中堅〜大企業(300名〜)

目的 おすすめ 理由
MA機能も含めて統合管理 HubSpot Professional CRM/MA/メール一体型
超大量配信が必要 Cuenote FC 大量配信の安定性
既存システムとAPI連携 SendGrid 柔軟なAPI連携

ツール選定の5つのチェックポイント

チェックポイント1: 配信規模とコスト

月間の配信数と登録アドレス数を明確にし、それに見合ったコストのツールを選びます。

コスト比較の目安(月間10,000通、リスト5,000件の場合):

ツール 月額
HubSpot Starter ¥2,400
Benchmark Email Lite ¥5,500
blastmail ¥8,000
配配メール ¥15,000

チェックポイント2: 将来のスケーラビリティ

現時点の要件だけでなく、1〜2年後を見据えたツール選定が重要です。

  • メール配信だけで十分か、将来的にMAが必要になるか
  • リスト規模の増加に対応できるか
  • 上位プランへの移行がスムーズか

チェックポイント3: 到達率(デリバラビリティ)

メールがスパムフォルダに入らず、確実に受信トレイに届く率です。

  • SPF/DKIM/DMARC認証に対応しているか
  • IPアドレスのレピュテーション管理がされているか
  • バウンス処理が自動化されているか

チェックポイント4: 操作性とサポート

実際に操作する担当者が使いこなせるかが重要です。

  • 無料トライアルやデモで操作感を確認する
  • 日本語のUIとサポートがあるか
  • マニュアル・ナレッジベースが充実しているか

チェックポイント5: 他ツールとの連携

既存の業務ツール(CRM、SFA、Google Analytics等)との連携が可能かを確認します。

  • API連携が提供されているか
  • Zapierなどの連携ツール経由で接続できるか
  • CRMとのデータ双方向同期が可能か

まとめ

メール配信ツールの選定は、自社の規模・目的・予算・将来計画を総合的に考慮して行う必要があります。

  • メール配信ツールとMAツールは目的が異なる。現在の需要と将来像で選ぶ
  • 15ツールを機能・価格で比較し、自社に合った候補を3つに絞る
  • 5つのチェックポイント(配信規模、スケーラビリティ、到達率、操作性、連携)で評価
  • 迷ったら無料プランで実際に試してから決める
  • 将来のMA化を見据えるなら、CRM一体型のHubSpotが最も効率的

次のアクション:

  1. 月間の配信数とリスト規模を整理する
  2. 上位3ツールの無料トライアル/デモを試す
  3. 5つのチェックポイントで採点し、最終決定する

HubSpotは無料CRM+メール配信から始められ、事業成長に合わせてMA機能を追加できる唯一のプラットフォームです。StartLinkでは、メール配信ツールの選定相談からHubSpot導入・運用支援まで対応しています。ツール選定にお悩みの方は、お気軽にご相談ください


株式会社StartLinkは、事業を推進するためのHubSpot導入、また生成AIの社内業務への反映などのHubSpot×AI活用のご相談を受け付けております。 最近では、HubSpotを外部から操作するAIエージェント活用や、HubSpot内で使えるAI機能などのご相談をいただくことも増えてきており、サービスのプランについてご相談/お見積もり依頼があればお気軽にお問い合わせくださいませ。 無料のお問い合わせページより、お気軽にご連絡いただけます。

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著者情報

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今枝 拓海 / Takumi Imaeda

株式会社StartLinkの代表取締役。
HubSpotのトップパートナーである株式会社H&Kにて、HubSpotのCRM戦略/設計/構築を軸として、 国内・外資系エンタープライズ企業へコンサルティング支援を実施。 パーソルホールティングス株式会社にて、大規模CRM/SFA戦略の策定・PERSOLグループ横断のグループAI戦略/企画/開発ディレクションの業務を遂行経験あり。
株式会社StartLinkでは、累計100社以上のHubSpotプロジェクト実績を元にHubSpot×AIを軸にした経営基盤DXのコンサルティング事業を展開。