HubSpotとStripeを連携すると、Commerce Hubの「コマース」>「決済」からStripeアカウントを接続するだけで、支払いリンク・サブスクリプション課金・入金消込までをCRM上で一元管理できます。日本の事業者は自社Stripeを接続する「Stripe決済処理」(プラットフォーム手数料0.75%)を利用します。
HubSpotとStripeを連携すると、Commerce Hubの「コマース」>「決済」からStripeアカウントを接続するだけで、支払いリンク・サブスクリプション課金・入金消込までをCRM上で一元管理できます。日本の事業者は自社Stripeを接続する「Stripe決済処理」(プラットフォーム手数料0.75%)を利用します。
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HubSpot導入、AI活用、CRM整備、業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。
HubSpotとStripeを連携すると、Commerce Hubの「コマース」>「決済」からStripeアカウントを接続するだけで、支払いリンク・サブスクリプション課金・入金消込までをCRM上で一元管理できます。日本の事業者は自社Stripeを接続する「Stripe決済処理」(プラットフォーム手数料0.75%)を利用します。
「HubSpotで商談管理しているのに、決済はStripeで別管理になっている」「請求・入金ステータスをCRMに手動で転記するのが手間」——営業とバックオフィスの間で決済情報が分断されている課題は、多くのBtoB企業が抱えています。
HubSpotとStripeを連携させることで、見積作成から決済完了・入金確認までの一連のプロセスをCRM上で一元管理できます。 HubSpot Commerce Hub の決済機能はStripeを決済基盤として活用する設計になっており、HubSpotで発行した支払いリンク(Payment Links)の決済をStripeが処理し、その結果がCRMにリアルタイム同期されます。サブスクリプション課金も同じ仕組みで管理できます。
本記事では、HubSpotとStripeの連携設定から、支払いリンクの作成、サブスク課金フローの構築、決済イベントの同期、入金消込の自動化まで、実務に必要な手順を体系的に解説します。
HubSpotとStripeを連携させて決済・課金を効率化したいSaaS事業者・EC担当者に向けた記事です。
HubSpot Commerce Hubは、CRMと決済機能を統合するための仕組みです。HubSpotの画面上で支払いリンクの作成・送付・ステータス管理を行えます。
HubSpotで決済を受け取る方法には、HubSpotがネイティブに提供する「HubSpot Payments」と、自社のStripeアカウントを決済プロセッサとして接続する「Stripe決済処理(Stripe payment processing)」の2つがあります。HubSpot Paymentsは米国・英国・カナダの事業者のみ対象のため、日本の事業者は自社のStripeアカウントを接続する「Stripe決済処理」を利用します。 本記事は日本での利用を前提に、後者の手順を中心に解説します。
従来、BtoB企業では以下のような課題がありました。
HubSpot × Stripe連携は、これらの課題を解決します。
| 機能 | 内容 | 対応プラン |
|---|---|---|
| 支払いリンク | 商品ごとの支払いリンク作成・メール送付 | Starter以上 |
| サブスクリプション課金 | 月額・年額の定期課金の自動管理 | Professional以上 |
| 見積書からの決済 | HubSpot見積に支払いリンクを埋め込み | Professional以上 |
| Webhook連携 | 決済イベントをリアルタイムでCRMに反映 | 全プラン |
| 入金レポート | 取引(Deal)と決済ステータスを紐付けたレポート作成 | Professional以上 |
HubSpotとの連携には、Stripeの本番アカウントが必要です。「Stripe決済処理」の連携は、自社のStripeアカウントへのログイン(OAuth認証)で接続する方式で、APIキーを手動でHubSpotに登録する必要はありません。
Stripeアカウント・連携の要件
Stripe決済処理の連携は、アプリマーケットプレイスではなく「コマース」メニューから設定します。

なお、アプリマーケットプレイスにある「Stripe」連携(Stripe data sync)は、StripeのデータをCRMに同期する別機能で、決済を受け取るための「Stripe決済処理」連携とは異なります。決済連携の目的では上記の「コマース」>「決済」から設定してください。
接続後、HubSpotの「コマース」>「決済設定」で以下を確認します。

支払いリンク(Payment Links)は、商品やサービスの支払いページへのURLをHubSpot上で発行する機能です。ポイントは「HubSpotで支払いリンクを発行し、決済処理は接続したStripeが担う」という役割分担です。 顧客がリンクをクリックして入力したカード情報はStripeが処理し、その結果(成功・失敗・返金など)がHubSpotに同期されます。リンクはメール・チャット・Webページに埋め込めるため、顧客はクリックするだけで支払いを完了できます。
パターン1:見積承認後の即時決済(Salesforce活用企業のHubSpot移行事例)
Salesforceを利用していた企業がHubSpotに移行した際、見積書の承認後に自動で支払いリンクを送付するワークフローを構築しました。取引ステージが「見積承認」に変わったタイミングで、支払いリンクを含むメールが自動送信される仕組みです。
パターン2:ウェビナー有料チケット販売
マーケティングイベントの参加費を支払いリンクで決済する方法です。ランディングページにリンクを埋め込み、フォーム入力と決済をワンステップで完了させることができます。
HubSpotの商品カタログにサブスクリプション型の商品を登録します。
| 設定項目 | 選択肢 | 備考 |
|---|---|---|
| 課金サイクル | 月次 / 四半期 / 年次 | 複数プランの併用可 |
| 無料トライアル | 7日 / 14日 / 30日 / カスタム | トライアル終了後に自動課金 |
| 初期費用 | 設定する / しない | 初回のみ加算 |
| 自動更新 | 有効 / 無効 | 無効の場合は手動更新 |
| 更新通知 | 更新30日前 / 14日前 / 7日前 | メール自動送信 |
サブスクリプションの更新管理には、HubSpotのワークフロー機能を組み合わせます。
HubSpotの「Stripe決済処理」連携では、決済成功・失敗・返金、サブスクリプションの更新・解約といった主要なステータスは、連携によって自動的にHubSpotへ同期されます。 そのため、決済状況をCRMに反映させるために、別途StripeとHubSpotをつなぐWebhookを手動で構築する必要はありません。
同期された決済イベントを起点に通知やステージ更新を自動化したい場合は、HubSpotのワークフローを使います(決済・サブスクリプションをトリガーに設定できます)。
| 決済イベント | HubSpotワークフローでの自動化例 |
|---|---|
| 決済成功 | 取引ステージを「受注」に更新 |
| 決済失敗 | 担当者にアラート通知 |
| 請求書の入金完了 | 入金消込タスクを作成 |
| サブスク解約 | 取引を「解約」に変更、チャーンレポートを更新 |
| 返金処理 | 返金レコード・通知を作成 |
Stripe決済の入金情報をHubSpotの取引(Deal)に紐付けることで、入金消込を自動化できます。
自動消込のフロー
HubSpotの決済データをfreee会計と連携させることで、CRM上の入金情報を会計ソフトに自動転記することも可能です。HubSpot → freeeのAPI連携により、以下の処理を自動化できます。
「Stripe決済処理」を利用する場合、Stripe本体の決済手数料に加えて、HubSpotのプラットフォーム手数料が取引ごとに発生します。 「追加費用はかからない」と誤解しないよう注意してください。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| Stripe決済手数料(国内カード) | 3.6%(Stripeの標準料金) |
| HubSpotプラットフォーム手数料(Stripe決済処理) | 取引ごとに0.75% |
| サブスクリプション管理 | 上記の手数料に含まれる |
| 返金時の手数料 | Stripeの決済手数料は返金されない |
なお、HubSpotがネイティブに提供する「HubSpot Payments」のプラットフォーム手数料は0.5%ですが、HubSpot Paymentsは米国・英国・カナダの事業者のみ対象です。日本の事業者が自社Stripeを接続する「Stripe決済処理」のプラットフォーム手数料は0.75%です(いずれも最新の料率はHubSpotの公式料金ページで確認してください)。
本記事のHubSpot×Stripe連携の手順・手数料・対応範囲は、以下のHubSpot公式ドキュメントおよびStripe公式情報をもとに記載しています(仕様・料率は変更される場合があるため、最新の内容は各公式ページでご確認ください)。
HubSpotとStripeを連携させると、支払いリンクの発行・サブスクリプション課金・入金消込までをCRMと一体で管理できるようになり、営業とバックオフィスの分断が解消されます。決済イベントは連携によってリアルタイムにHubSpotへ反映されるため、営業・CSチームが入金状況を即座に把握でき、フォローアップの精度も上がります。
要点は次のとおりです。
最初から機能をフル活用しようとせず、段階的に拡張していく設計のほうが運用トラブルを防げます。
日本でHubSpotの決済機能を使う場合は、自社のStripeアカウントを「Stripe決済処理」として接続する必要があります。そのため、Stripeアカウントの開設・ビジネス認証が前提条件です。なお、HubSpotネイティブの「HubSpot Payments」は米国・英国・カナダの事業者のみ対象で、日本では利用できません。
HubSpot Commerce Hub のネイティブ連携はStripeのみです。PayPalやSquareを使用する場合は、サードパーティ製の連携アプリやZapierなどのiPaaS(統合プラットフォーム)を経由する必要があります。ただし、ネイティブ連携に比べて同期精度やリアルタイム性に制限が生じる場合があります。
HubSpotとStripeの公式連携を使用する場合、主要な決済イベントは自動同期されるため、Webhookの手動設定は不要です。ただし、カスタムイベントの同期やData Hubでの高度なデータ処理を行う場合は、Webhook URLの設定やイベントマッピングの知識が必要です。社内に技術リソースがない場合は、HubSpotゴールドパートナーへの相談を推奨します。
HubSpotの「Stripe決済処理」連携は、本番のStripeアカウントを接続して利用します。接続後は、少額決済やテスト用の商品・支払いリンクを使って実際のフローを確認するのが確実です。
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株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。