HubSpot for Startups完全ガイド|スタートアップが最大90%割引で始める方法

  • 2026年3月5日
  • 最終更新: 2026年4月25日
この記事の結論

HubSpot for Startupsプログラムの概要と条件。割引率と適用範囲の詳細。

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記事の内容を、そのまま実務に落とし込みたい方向け

HubSpot導入、AI活用、CRM整備、業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。


HubSpot for Startupsプログラムの概要と条件。割引率と適用範囲の詳細

「CRMの必要性はわかるけど、スタートアップには費用が重い」「少人数でもCRMを入れるべきかタイミングがわからない」——創業期の企業がCRM導入を見送る理由の多くは、コストとタイミングの問題です。

HubSpot for Startupsは、スタートアップ企業を対象とした特別割引プログラムです。対象条件を満たすと、HubSpotの有料プランを最大90%割引で利用できます。創業期からCRM基盤を整え、事業成長に合わせて段階的に活用を広げていける仕組みです。

本記事では、HubSpot for Startupsの申請条件、割引内容、申請手順から、スタートアップがHubSpotを活用するための実践的なポイントまで解説します。 この分野の体系的な情報はHubSpot導入・活用ガイドでまとめています。

本記事は「HubSpot認定資格一覧と取得ガイド|キャリアに活かす資格戦略」シリーズの一部です。

本記事はStartLinkの「HubSpot完全ガイド」関連記事です。


この記事でわかること

  • HubSpot for Startupsプログラムの概要と条件 — 割引率はスタートアップの段階によって異なります。割引率はスタートアップの段階によって異なります。
  • 割引率と適用範囲の詳細 — 私自身も創業した当初のタイミングではHubSpotのスタータープランを使っていて、かなりコストメリットが高いなと感じていました。
  • 申請手順と審査のポイント — まずHubSpotforStartupsの公式ページで、自社が対象条件を満たしているかを確認します。
  • スタートアップに最適なHubSpot活用設計 — 「CRMの必要性はわかるけど、スタートアップには費用が重い」「少人数でもCRMを入れるべきかタイミングがわからない」
  • 割引終了後のコスト計画の立て方 — 正規料金での事前コスト試算、利用状況に基づくプラン調整、他CRMへの移行も含めた割引終了後の選択肢を整理しています。

CRMの必要性はわかるけど、スタートアップには費用が重い」「少人数でもCRMを入れるべきかタイミングがわからない」とお感じの方に、特に参考になる内容です。


HubSpot for Startupsとは

プログラムの概要

HubSpot for Startupsは、初期段階のスタートアップ企業に対して、HubSpotの有料プランを大幅な割引価格で提供するプログラムです。

項目 内容
割引率 最大90%(条件による)
対象プラン Starter / Professional
適用期間 最大1年間(更新条件あり)
費用 申請無料

割引率の条件

割引率はスタートアップの段階によって異なります。

段階 条件 割引率
シード HubSpotパートナーのVC/アクセラレーターとの関係あり 最大90%
アーリー 資金調達済み(シリーズA以前) 最大50%
グロース シリーズA以降 最大25%

対象条件

一般的な対象条件は以下の通りです。

  • 設立からの期間が一定以内であること
  • 累計資金調達額が一定額以下であること
  • HubSpotの新規顧客であること(既存の有料契約がないこと)
  • 認定パートナーVC/アクセラレータープログラムとの関係(最大割引の場合)

申請手順

ステップ1:対象条件の確認

まずHubSpot for Startupsの公式ページで、自社が対象条件を満たしているかを確認します。不明な点がある場合は、HubSpotのスタートアッププログラム担当に問い合わせてください。

ステップ2:申請フォームの提出

オンラインの申請フォームに必要事項を記入します。企業情報、設立日、資金調達状況、従業員数などの情報が必要です。

ステップ3:審査と承認

HubSpot側で審査が行われ、通常数営業日で結果が通知されます。承認後、割引が適用されたプランの契約手続きに進みます。

ステップ4:オンボーディング

プログラムに参加すると、スタートアップ向けのオンボーディングリソースやコミュニティへのアクセスが提供されます。


スタートアップに最適なHubSpot活用設計

創業初期(1〜3名)のおすすめ構成

私自身も創業した当初のタイミングではHubSpotのスタータープランを使っていて、かなりコストメリットが高いなと感じていました。月1,800円(1シート)から始められるので、無理にスプレッドシートで頑張るよりもお手軽に事業運営ができます。

推奨構成:

  • CRM無料(コンタクト・会社・取引の基本管理)
  • Sales Hub Starter(パイプライン管理、シーケンス基本機能)
  • Marketing Hub Starter(フォーム、メール配信基本機能)

3名利用でも月6,000円程度の費用感です。スプレッドシートとかで管理されている場合と比べて、データの一元管理と最低限の自動化が実現できます。

成長フェーズ(5〜15名)への拡張

事業が成長し、リード数やチームメンバーが増えてきたタイミングでProfessionalプランへのアップグレードを検討します。

ワークフローとカスタムレポート、この2つがProfessionalへのアップグレードを検討する際の大きなポイントです。月200〜300件を超えるリードが入ってくるようになったら、自動化なしでは対応が難しくなります。

Content Hubの活用

ちなみに当社のサイトもContent Hubのスターターを使っています。Starterプランでも30ページ+LP30ページの合計60ページまで構築でき、スタートアップには十分な規模です。


割引終了後のコスト計画

事前にコスト試算をしておく

割引期間が終了すると通常価格に戻るため、あらかじめ正規料金でのコストを把握し、事業計画に組み込んでおくことが重要です。

段階的なプラン調整

割引終了後にすぐに全機能が必要とは限りません。利用状況を分析し、使っていない機能はダウングレードする判断も必要です。

他のCRMへの移行も選択肢

HubSpotが自社に合わないと感じた場合は、他のCRMへの移行も選択肢です。HubSpotで蓄積したデータはエクスポートできるため、データの持ち出しは可能です。Salesforceとかに本格的に移行するみたいなこともできたりしますので、最初からロックインを心配しすぎる必要はありません。


スタートアップがCRMで押さえるべきポイント

最小限の項目設計

スタートアップでは人手が限られるため、CRMの入力項目は最小限にすべきです。よくあるSFAのあるあるで、全然使っていない項目が大量にあるという状態は避けてください。項目が少ない方が集中できますので、まずは「これだけは入力する」という必須項目を3〜5個に絞りましょう。

仕組み化で属人化を防ぐ

少人数のスタートアップこそ、営業プロセスの「仕組み化」が重要です。必須入力プロパティの設定やワークフローによる自動通知で、担当者個人の意識に頼らない運用を作ってください。

データを最初から貯める

CRMは早く始めるほど、蓄積されるデータの量と質が向上します。事業が成長した段階で「過去のデータがない」という状況は避けたいところです。


まとめ

HubSpot for Startupsは、スタートアップが低コストでCRM基盤を整えるための強力なプログラムで、最大90%の割引を活用すれば創業期からデータドリブンな事業運営の土台を構築できます。

進め方としては、まず申請条件の確認と申請フォームの提出を済ませ、Starterプランの最小構成で運用を開始するのが現実的です。最初から多機能を詰め込むのではなく、事業成長に合わせてプランや利用するHubを段階的に拡張していく流れが、リソースの限られたスタートアップには最も投資対効果が高いアプローチになります。



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あわせて、HubSpot Starter Customer Platform徹底解説、HubSpotレポート初心者ガイド、HubSpot認定資格一覧と取得ガイドなども参考になります。


よくある質問(FAQ)

Q. 個人事業主でもHubSpot for Startupsに申請できますか?

法人格が必要かどうかはプログラムの条件によります。一般的には法人としての登記があることが望ましいですが、詳細はHubSpotのスタートアッププログラム窓口に直接確認することをおすすめします。

Q. 割引期間終了後に解約した場合、データはどうなりますか?

有料プランを解約しても、HubSpotの無料CRMは引き続き利用可能です。コンタクトや会社のデータは無料プランに残りますが、有料機能(ワークフロー、カスタムレポート等)は利用できなくなります。データのエクスポートも可能です。

Q. 他のスタートアップ支援プログラム(AWS Activate等)と併用できますか?

HubSpot for Startupsは他の支援プログラムとの併用に制限はありません。AWS ActivateやGoogle for Startups等と組み合わせて、インフラ+CRMのコストを包括的に抑えることが可能です。

Q. 申請してから利用開始までどのくらいかかりますか?

申請から審査完了まで通常1〜2週間程度です。承認後すぐに割引価格でのプラン契約が可能になり、即日から利用を開始できます。


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著者情報

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今枝 拓海 / Takumi Imaeda

株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。