HubSpotコンサルになるには|未経験から案件獲得までのロードマップ

  • 2026年5月5日
  • 最終更新: 2026年5月5日
この記事の結論

未経験からHubSpotコンサルタントになるための学習・経験・案件獲得の流れを、4フェーズのロードマップで整理した実務ガイドです。

ブログ目次

記事の内容を、そのまま実務に落とし込みたい方向け

HubSpot導入、AI活用、CRM整備、業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。


未経験からHubSpotコンサルタントになるための学習・経験・案件獲得の流れを、4フェーズのロードマップで整理した実務ガイドです。

「HubSpotコンサルタントとして独立したいが、何から始めればいいかわからない」「キャリア転換を考えているが、未経験でも案件が取れるのか不安だ」——こうした疑問を抱えている方はとても多いと感じます。

HubSpotの導入需要は国内でも年々拡大しており、コンサルタントとして活動できる市場環境は整ってきています。ただし、「HubSpotを勉強した」だけで案件が舞い込む状況ではなく、学習・実案件経験・ポジショニングを組み合わせて積み上げていくことが必要です。

本記事では、未経験からHubSpotコンサルタントになるまでの4フェーズのロードマップ、必要なスキルセットと習得順序、案件獲得の現実的な期間感、そして独立判断の目安まで、HubSpot Gold Solutions Partnerとして導入支援を行うStartLinkの実務視点でお伝えします。

この分野の体系的な情報はHubSpot導入・活用ガイドでまとめています。

本記事はStartLinkの「HubSpot完全ガイド」関連記事です。



この記事でわかること

  • HubSpotコンサルタントとはどんな仕事か — 初期導入支援・運用定着・内製化支援・戦略設計など、市場で求められている仕事の種類と、なぜ今需要が拡大しているかを整理します。
  • 未経験からのロードマップ(4フェーズ) — 学習フェーズ(0〜3ヶ月)から社内経験・副業・独立まで、現実的な期間感と各フェーズでやるべきことを具体的に示します。
  • 必要なスキルセットと習得順序 — HubSpotの機能知識だけでなく、要件定義・プロジェクト管理・定着支援など、コンサルタントとして求められるスキルの全体像を整理します。
  • 案件獲得の現実的な期間目安 — 「いつになれば仕事として成立するか」の感覚値を、Gold Partnerとして複数の業務委託参画者と関わってきた観点でお伝えします。
  • 独立判断のタイミング — 副業から独立に切り替える判断軸を、稼働安定性・実績・活動状況のバランスで整理します。

HubSpotコンサルへのキャリア転換を検討している方、または学習中でロードマップが見えていない方に向けた内容です。



HubSpotコンサルタントとはどんな仕事か


需要が拡大している背景

HubSpotは、Sales Hub・Marketing Hub・Service Hub・Content Hub・Data Hubを軸とした統合型CRMプラットフォームです。国内の中小〜中堅企業を中心に導入が進んでおり、特に2022年以降は「HubSpotを入れたものの使いこなせていない」という課題を抱えた企業からの支援ニーズが顕著に増えています。

HubSpotはセルフサービス型のプロダクトとして設計されているため、技術者でなくても基本的な設定はできます。しかし、「自社の営業プロセスに合ったパイプライン設計」「ライフサイクルステージとワークフローの整合」「運用定着まで含めた支援」となると、HubSpotを熟知した外部専門家のサポートを必要とする企業が多いのが実情です。

このギャップが、HubSpotコンサルタントへの需要を生んでいます。HubSpot Solutions Partnerのエコシステムも拡大しており、パートナー企業から業務委託として案件に参画できる機会は増えています。


仕事の種類(初期導入/運用支援/内製化支援/戦略設計)

HubSpotコンサルタントとして関わる仕事は、大きく次の4種類に分類できます。

仕事の種類 内容 求められるスキル
初期導入支援 要件定義・パイプライン設計・初期設定・データ移行・ユーザー教育 設計力・実装力・コミュニケーション
運用定着支援 導入後の活用率改善・レポート整備・運用ルール策定 定着設計・改善提案力
内製化支援 顧客担当者がHubSpotを自走できる状態を作る支援 教育・ドキュメント設計
戦略設計 MA/CRM活用の中長期ロードマップ設計・営業・マーケ連携設計 上流設計・ビジネス理解

案件の多くは「初期導入支援」からスタートし、定着まで継続支援するケースが増えています。特に最近は、導入後の「活用率が上がらない」という課題からリプレース案件や再構築案件も発生しており、経験のあるコンサルタントには多様な入り口があります。



未経験からのロードマップ(4フェーズ)

HubSpotコンサルタントになるまでの道筋を、標準的な4フェーズで整理します。個人の状況(現職でのHubSpot接触有無・IT業界経験・営業経験など)によって期間は前後しますが、フェーズの順序は変わりません。

フェーズ 期間目安 主なアクション
フェーズ1:学習 0〜3ヶ月 HubSpot Academy認定取得・デモ環境での実地練習
フェーズ2:社内経験・無償支援 3〜9ヶ月 社内HubSpot担当・知人企業の小規模案件サポート
フェーズ3:副業・業務委託スタート 9〜18ヶ月 Gold Partner経由の案件参画・有償受託の開始
フェーズ4:独立判断 18ヶ月〜 稼働の安定確認・本業との比較・独立移行の決断


フェーズ1:学習(0〜3ヶ月)

最初の3ヶ月は、HubSpotの全体像と実装スキルを体系的に習得する期間です。HubSpot Academyのコース・認定は無料で提供されており、まず以下の順序で取り組むことを推奨します。

  1. Inbound認定 — インバウンドマーケティングの思想を体系的に理解します。HubSpotが重視するリード獲得→育成→商談化の考え方は、どの案件でも共通の基盤になります。学習時間は4〜6時間程度です。
  2. Sales Hub Software認定 または Marketing Hub Software認定 — 自分が最初に強みを置きたい領域に合わせて選びます。営業支援コンサルに進みたい方はSales Hub、マーケ支援であればMarketing Hubから入るのが効率的です。
  3. Reporting認定 — どの案件でもレポート・ダッシュボード設計は必要なスキルです。「運用成果をどう可視化するか」はクライアントへの説明責任と直結します。

認定取得と並行して、無料の個人アカウント(HubSpot CRM Free)でデモ環境を作り、実際にパイプラインを設計したりワークフローを組んだりして手を動かすことが重要です。知識だけでは設定業務には対応できません。

認定資格の詳細な体系と取得優先順序については「HubSpot認定資格は仕事につながるか|資格と受注の本当の関係」も参考にしてください。


フェーズ2:社内経験・無償支援(3〜9ヶ月)

学習フェーズを終えたら、実際のビジネス環境でHubSpotを動かす経験を積む段階です。この段階での目標は「実際の顧客データと業務フローが絡む環境での設計・設定経験を積む」ことです。

社内HubSpot担当として経験を積む(在職者向け)

会社員として在籍しながら、自社のHubSpot導入・運用を担当する立場を引き受けることが最も現実的な一歩です。自社の予算・業務フロー・意思決定プロセスに関わりながら、「要件定義→設計→設定→ユーザー教育→定着」という一連の流れを経験できます。この経験は、後に「自分が担当した導入プロジェクト」として実績として語れる材料になります。

HubSpotをすでに使っている会社であれば、既存環境の改善・レポート整備・ワークフロー追加を担うだけでも十分な経験値になります。「使っているが活かせていない」という状態の社内プロジェクトは、コンサルタント志望者にとって格好の実践環境です。

知人企業の小規模案件をフォロー(副業未経験の段階)

知人経営者や知人企業のHubSpot導入を、半ば無償に近い形でサポートするルートも有効です。実際のビジネス課題・業種・業務フローに触れることができ、「外部コンサルタントとして要件を聞き取り、設計し、設定し、説明する」という一連の流れを経験できます。

この段階での無償フォローは、ポートフォリオの起点を作るための投資として割り切る考え方が現実的です。ただし、業務範囲・期間・成果物を事前に合意しておくことで、関係が曖昧になるリスクを防ぐことができます。


フェーズ3:副業・業務委託スタート(9〜18ヶ月)

フェーズ2で2〜3件の実案件経験が積み上がったら、有償での副業・業務委託を開始します。このフェーズの目標は、月20時間前後の稼働で案件実績を安定的に積み上げていく状態を作ることです。

HubSpot Gold Partner企業の案件に参画する

HubSpot Solutions Partner(Gold・Platinum・Diamond)として認定されたパートナー企業の案件に、業務委託コンサルタントとして参画するルートが最も効率的です。パートナー企業は案件の契約・品質管理を担うため、参画者は実装・運用支援業務に集中できます。複数クライアントの異なる業種・規模・課題の案件を経験できるため、短期間で実績の幅が広がります。

案件獲得の具体的なチャネルについては「HubSpotフリーランス案件獲得5チャネル」で詳しく解説しています。副業としての始め方のステップは「HubSpot副業の始め方」も参考にしてください。

このフェーズで積むべき実案件数は5件以上が一つの節目です。5件を超えると、業種・規模・フェーズにわたる多様性が生まれ、「初期導入から設計を担った案件」「既存システムからの移行を支援した案件」「運用定着フェーズの改善に取り組んだ案件」など、異なるシチュエーションでの経験が積み重なります。このラインを超えることで、より上流の案件や専門性の高い案件に参画できる選択肢が広がります。


フェーズ4:独立判断(18ヶ月〜)

副業での稼働が安定してきたら、本業との比較・独立判断を行うフェーズに入ります。独立の判断基準は、期間よりも「稼働の安定性と案件パイプラインの厚み」で判断することを推奨します。月20時間以上の稼働が2〜3ヶ月継続して安定していれば、独立検討のシグナルになります。

StartLinkとしては、HubSpotコンサルタントとしての独立を全面的に応援するスタンスをとっています。パートナーとしての業務委託は、コンサルタントとしての成長機会を提供する場として位置づけており、独立に向けたキャリアの通過点として活用いただくことも歓迎しています。実績を積んだ上で独立されることは、市場全体にとってもプラスだと考えているからです。

独立後に受注を維持するための案件マーケット全体の把握については「HubSpot業務委託の案件マーケット」も合わせて確認しておくとよいでしょう。



必要なスキルセットと習得順序

HubSpotコンサルタントとして案件を担えるスキルは、大きく3層に分かれます。

第1層:HubSpot機能・実装スキル(最初に習得)

HubSpotの各Hubの機能・設定手順を理解し、実際に設定できるスキルです。最初に習得すべき機能領域は以下の通りです。

機能領域 具体的なスキル
CRM基本設計 コンタクト・会社・取引オブジェクトの設計、プロパティ設計
パイプライン設計 ステージ定義・受注確度設定・必須プロパティの設定
ワークフロー ライフサイクルステージ管理・通知・ステップメール・分岐設定
レポート・ダッシュボード 既存レポートの活用・カスタムレポートの作成・ダッシュボード設計
フォーム・ランディングページ フォーム設計・CRM連携設定

特に「パイプライン設計が結構ミソになってくる」という点は実務で痛感します。ステージ定義・受注確度・必須プロパティの3点セットを設計できるかどうかが、初期導入支援の品質を大きく左右します。

スキル領域の全体像については「HubSpotスキルマップ|10領域で見る現場で求められる力」で体系的に整理しています。


第2層:プロジェクト管理・要件定義スキル(フェーズ2〜3で習得)

HubSpotの技術的な知識だけでは、コンサルタントとしての価値提供は限定されます。クライアントの業務課題を理解し、HubSpotの設計に落とし込む「要件定義スキル」が、技術スキルと同じくらい重要です。

  • ヒアリング設計 — 「現在の営業プロセスの課題は何か」「どの情報がどの担当者に必要か」を体系的に聞き取る技術
  • As-Is / To-Be の整理 — 現状の業務フローと、HubSpot導入後の理想の状態を可視化する能力
  • スコープ管理 — 何を対象にして何を対象外にするかを最初に明確にする判断力
  • ユーザー教育の設計 — 設定を引き渡すだけでなく、クライアントの担当者が自走できる状態を作る力

「仕組み化」という観点で設計する習慣——人に依存せずシステムで解決するアプローチ——は、HubSpotコンサルとして差別化するポイントの一つです。ワークフローの設計も、「担当者が毎回手動でやっている作業」を一つずつ洗い出し、自動化の優先順位をつけることから始まります。


第3層:ポジショニング・差別化スキル(フェーズ3〜4で確立)

5件以上の実案件を経験した後は、「自分はどういうコンサルタントか」という立ち位置を固める作業が重要になります。「HubSpotなら何でもやります」というスタンスでは、マッチング精度が下がり、選ばれる確率も下がります。

差別化の切り口として代表的なのは以下の3軸です。

  • 機能軸の専門化 — Sales Hub / Marketing Hub / Service Hub / Data Hubのいずれかを深く担えること
  • 業種・業務軸の専門化 — SaaS・製造業・人材・不動産など、特定業種での経験の深さ
  • フェーズ軸の専門化 — 初期導入設計・移行案件・運用改善・内製化支援など、プロジェクトのフェーズに特化すること

特に移行案件(Salesforce・kintone・Mazrica等からHubSpotへの乗り換え)は、経験者が少なく、単価が高くなりやすい領域です。移行経験を1〜2件持っておくと差別化要素として機能します。



案件獲得の現実的な期間目安

「いつ頃から有償で仕事になるか」は、多くの方が最も気になるポイントではないかと思います。StartLinkとして複数の業務委託参画者と関わってきた観点から、現実的な感覚値をお伝えします。

段階 期間目安 状態の目安
学習〜初回の実案件接触 3〜6ヶ月 Academy認定2〜3個 + デモ環境での実地練習完了
初回の有償受託 6〜12ヶ月 実案件経験1〜2件 + 知人ネットワーク経由での初受注
月20時間・安定稼働 12〜18ヶ月 実案件経験3〜5件 + パートナー経由の案件参画
独立検討ライン 18〜24ヶ月 実案件経験5件以上 + 案件パイプラインが安定

「IT業界・営業経験あり」の方は各フェーズが2〜4ヶ月短縮されます。 業務フローのヒアリング・スコープ管理・クライアントコミュニケーションに慣れている方は、HubSpot固有の技術習得だけに集中できるため、立ち上がりが早くなります。

一方、「完全未経験・IT業務経験ゼロ」の場合は各フェーズが1〜2ヶ月延びることを見込んでおく方が現実的です。

注意が必要な点として、案件獲得は「実力があれば自然に来る」ものではなく、チャネルの設計が必要です。知人紹介・パートナー企業への登録・フリーランスプラットフォームなど、複数のチャネルを並行して動かすことが案件の安定につながります。具体的なチャネルの選び方は「HubSpotフリーランス案件獲得5チャネル」で詳述しています。



独立判断のタイミング

副業・業務委託で実績を積んでいくなかで、多くの方が「いつ本業を辞めて独立するか」という判断に悩みます。独立判断の目安として、次の3点が揃っているかを確認することを推奨します。

判断軸1:稼働の安定性

副業での月20時間以上の稼働が、2〜3ヶ月継続して維持できているかを確認します。1ヶ月だけ偶然に稼働が多かった状態では不十分です。案件が途切れても次の案件が見えている状態——つまりパイプラインが複数ある状態——が独立の前提条件です。

判断軸2:実案件の経験数と多様性

5件以上の実案件経験があり、業種・フェーズ・規模に一定の多様性があることが、独立後の受注安定性を高めます。「初期導入しか経験がない」「SaaS系しかやったことがない」という状態では、受注できる案件の幅が限られます。フェーズや業種をまたいで経験を積んだ上で独立する方が、リスクが下がります。

判断軸3:案件パイプラインの厚みと継続性

副業での稼働が途切れなく続いており、次の案件の見通しが複数ある状態かどうかを確認します。「今月だけ忙しい」という状態ではなく、3ヶ月先まで案件の見通しが立っているかどうかがポイントになってくる部分です。フェーズ・業種の異なる複数の案件チャネルを持っていることが、独立後の安定につながります。フリーランスとしての活動の全体像については「HubSpot業務委託の案件マーケット」で整理しています。

「完璧に準備が整ってから独立する」という考え方は、現実的ではありません。ただし、「案件のめどが何もないまま辞める」のも高リスクです。副業段階での稼働を安定させてから、タイミングを見計らって切り替えるアプローチが最も安全な独立の進め方です。StartLinkでは、パートナーとして業務委託をご一緒しながら独立に向けた実績を積んでいただくことを歓迎しています。独立はゴールではなく、プロのHubSpotコンサルタントとしてのキャリアのスタート地点です。



よくある質問


Q. 完全未経験でHubSpot Academyだけで案件は取れますか?

認定資格だけで案件が舞い込む状況ではありません。クライアントが最初に見るのは「実案件の経験が何件あるか」「どんな業種・フェーズの経験があるか」です。認定資格は候補者の比較段階で参照される補足情報であり、案件を生み出す力は弱い、というのが正直な評価です。

まず自社環境や知人企業での実地経験を積み、その上で有償の業務委託に進む流れが現実的です。認定資格と実案件経験を同時並行で進めることを推奨します。


Q. HubSpotのどのHubから学び始めればよいですか?

自分が最終的に専門にしたい領域によって選択が変わります。営業支援(商談管理・パイプライン・シーケンス)を軸にしたい方はSales Hubから、マーケティング支援(リードナーチャリング・フォーム・メール配信)を軸にしたい方はMarketing Hubから入るのが効率的です。

どちらの場合も、まずInbound認定でHubSpotの基礎的な思想を理解した上で、対象のHubのSoftware認定に進む流れが定着しやすいです。


Q. HubSpotのSolutions Partnerに個人で加入できますか?

HubSpot Solutions Partner Program(Gold・Platinum・Diamond・Elite)は法人向けのプログラムであり、個人フリーランスが直接参加することはできません。個人が取得できる最上位の認定はHubSpot Academyのコース認定(Implementation Certified等)です。

個人コンサルタントとして案件を受けるルートとしては、Solutions Partnerの法人(Gold Partner企業等)から業務委託として案件に参画する形が一般的です。StartLinkを含む複数のパートナー企業が業務委託コンサルタントを募集しており、そこからキャリアをスタートする方が増えています。


Q. 独立後に継続して案件を受けるためには何が重要ですか?

継続受注の核心は、「リピート」と「紹介」を安定的に生み出せるかどうかです。初回案件を丁寧にやり切り、クライアントの満足度が高ければ、継続支援や別案件の紹介につながります。

また、特定のパートナー企業と継続的な関係を構築することで、案件が途切れにくくなります。独立後に複数のチャネルを持つことが重要で、「知人紹介のみ」「パートナー1社のみ」に依存しないポートフォリオを作っておくことが安定の基盤になります。


Q. HubSpotコンサルとしてのポジショニングはいつ決めればよいですか?

最初から完全な専門化を求める必要はありません。フェーズ1〜2は幅広くHubSpotを学び、フェーズ3(副業・業務委託)の案件経験を通じて「自分が得意なフェーズ・業種・機能は何か」が自然に明確になってきます。

5件の実案件経験を積む過程で意識的に振り返り、「自分のポジショニングはここだ」という感覚が固まったタイミングで、対外的なメッセージを整理することを推奨します。



まとめ:4フェーズを積み上げて、選ばれるコンサルタントへ

HubSpotコンサルタントになるための道筋を整理すると、次の4点になります。

  • フェーズ1(0〜3ヶ月) — HubSpot Academyで認定取得(Inbound・Sales or Marketing Hub・Reporting)と、無料環境での実地練習を並行して進める
  • フェーズ2(3〜9ヶ月) — 社内HubSpot担当または知人企業の小規模案件で、実際のビジネス環境での設計・設定・教育を経験する
  • フェーズ3(9〜18ヶ月) — Gold Partnerの業務委託や有償副業を通じて実案件5件以上を積み、月20時間以上の安定稼働を実現する
  • フェーズ4(18ヶ月〜) — 副業の稼働ペースが安定したタイミングで独立判断を行い、ポジショニングを固めて独立後の受注基盤を作る

「認定を取っただけ」や「HubSpotを使ったことがある」という段階から、案件が安定して取れるコンサルタントになるためには、実案件経験の積み重ねとポジショニングの設計が不可欠です。スモールスタートで構いません。まず一件目の実案件に関わることが、最初の一歩になります。

HubSpotコンサルとして活動する上で重要なスキルマップ全体像は「HubSpotスキルマップ|10領域で見る現場で求められる力」で整理しています。案件獲得チャネルの詳細は「HubSpotフリーランス案件獲得5チャネル」を参照してください。


HubSpotコンサルタントとしてのキャリアを進めたい方へ

StartLink(HubSpot Gold Solutions Partner)では、HubSpot導入支援のご経験が5件以上あり、月20時間以上のHubSpot稼働が可能なフリーランス・業務委託の方を対象に、上流からのHubSpotコンサルティング案件をご紹介する 「LinkProject」 を運営しています。

LinkProjectは囲い込みを目的としたプラットフォームではありません。パートナーとしての業務委託をキャリアの通過点として捉えていただいて構いません。実績を積んだ上で独立されることを、StartLinkは全面的に応援するスタンスです。経験を重ねて独立されたコンサルタントが市場に増えることが、HubSpot活用の広がりにつながると考えています。

必要なご経験・ご応募条件の詳細はLPでご確認ください。

LinkProject のページを確認する


株式会社StartLinkは、事業推進に関わる「販売促進」「DXによる業務効率化(ERP/CRM/SFA/MAの導入)」などのご相談を受け付けております。 サービスのプランについてのご相談/お見積もり依頼や、ノウハウのお問い合わせについては、無料のお問い合わせページより、お気軽にご連絡くださいませ。

関連キーワード:

サービス資料を無料DL

著者情報

7-1

今枝 拓海 / Takumi Imaeda

株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。