/loopコマンドは、Claude Codeで定期実行タスクを手軽に設定する機能です。デプロイの完了監視、CI/CDステータスのチェック、テストの自動修正ループ、サービスのヘルスチェックなど、「定期的
/loopコマンドは、Claude Codeで定期実行タスクを手軽に設定する機能です。デプロイの完了監視、CI/CDステータスのチェック、テストの自動修正ループ、サービスのヘルスチェックなど、「定期的
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Claude Codeの/loopコマンドは、指定したプロンプトやスラッシュコマンドを一定間隔で繰り返し実行する機能です。デプロイの完了監視、CI/CDパイプラインのステータスチェック、定期的なテスト実行など、「繰り返し確認する作業」をClaude Codeに任せることで、開発者は他の作業に集中できます。手動ポーリングの煩わしさを解消する実践的な使い方を解説します。
デプロイの完了待ちやCI/CDの結果確認など、「定期的に確認する作業」をClaude Codeに任せる方法を解説します。/loopコマンドを使えば、手動ポーリングから解放され、待ち時間を他の作業に充てられます。
/loopコマンドの基本構文と間隔設定のルール — は、ClaudeCodeに組み込まれたスラッシュコマンドの一つです。/loopの停止条件と安全な運用のためのガイドライン — は実行のたびにClaudeCodeのトークンを消費します。短い間隔で長時間実行し続けると、トークン消費が大きくなります。対象読者: デプロイやCI/CDの監視を効率化したいエンジニア、Claude Codeの自動化機能を活用したい開発者
/loopは、Claude Codeに組み込まれたスラッシュコマンドの一つです。指定したプロンプトまたはスラッシュコマンドを、一定の間隔で繰り返し実行します。
開発作業では「デプロイが完了したか定期的に確認したい」「CIのステータスが変わったら教えてほしい」「テストが通るまで修正を繰り返したい」といった場面が頻繁にあります。こうした「ポーリング的な作業」は、手動で何度もコマンドを打つのが面倒で、かといってCIツールやcronで自動化するほどでもないケースが多いです。
/loopは、まさにその隙間を埋めるコマンドです。Claude Codeのセッション内で手軽に定期実行を設定でき、条件に応じて自動的に停止させることも可能です。
出典: Anthropic公式ドキュメント: Claude Code Overview
/loop [間隔] [実行するプロンプトまたはコマンド]
5m(5分)、30s(30秒)、1h(1時間)など。省略するとデフォルトの10分間隔で実行されます# 5分間隔でデプロイステータスを確認
/loop 5m デプロイのステータスを確認してください。完了していたら教えてください。
# 10分間隔(デフォルト)でテストを実行
/loop npm testを実行して結果を教えてください
# 30秒間隔でログを監視
/loop 30s 直近のサーバーログにエラーが出ていないか確認してください
/loopを停止するには、以下の方法があります。
# 停止条件付きのloop
/loop 5m Vercelのデプロイステータスを確認してください。デプロイが「Ready」になったらループを停止して教えてください。
| パラメータ | 説明 | デフォルト値 | 例 |
|---|---|---|---|
| 間隔 | 実行間隔 | 10分 | 5m, 30s, 1h |
| プロンプト | 実行する内容 | なし(必須) | 任意のテキスト |
| 停止条件 | プロンプト内に自然言語で記述 | なし(手動停止) | 「完了したら停止」 |
Before:
vercel deployを実行した後、ブラウザでVercelのダッシュボードを開き、デプロイが完了するまで数分おきに画面を更新していました。デプロイの待ち時間に別の作業を始めると、完了に気づくのが遅れることもありました。
After: /loopでデプロイステータスを自動監視します。
/loop 2m vercel inspectコマンドで最新のデプロイステータスを確認してください。ステータスが「READY」になったら、デプロイURLとともにループを停止して教えてください。エラーの場合もすぐに教えてください。
この設定により、2分間隔でデプロイステータスを確認し、完了またはエラーが検出された時点で自動的に通知されます。待ち時間を他の作業に充てられるようになり、デプロイ完了の見逃しもなくなります。
GitHub Actionsなどの外部CIの監視にも応用できます。
/loop 3m gh run list --limit 1 を実行して、最新のGitHub Actionsの実行ステータスを確認してください。成功または失敗が確定したら教えてください。
Before: テストが失敗するたびに手動でエラーメッセージを確認し、コードを修正し、再度テストを実行していました。修正→テスト→確認のサイクルが1回あたり5〜10分かかり、複数のテストが連鎖的に失敗する場合は30分以上かかることもありました。
After: /loopでテスト実行と自動修正を繰り返します。
/loop 3m npm testを実行してください。失敗したテストがあれば、エラーメッセージを分析して修正を試みてください。全テストが通ったらループを停止して報告してください。
Claude Codeはテスト結果を分析し、コードの修正案を生成・適用し、再度テストを実行します。このサイクルが自動で繰り返されるため、開発者はテスト修正作業から解放されます。
ただし、この運用には注意点があります。Claude Codeの修正が的外れな場合、ループが永続的に実行され続ける可能性があります。ループ回数の上限を明示しておくのが安全です。
/loop 3m npm testを実行してください。失敗があれば修正を試みてください。全テスト通過でループ停止。5回実行しても通らない場合は停止して状況を報告してください。
Before: 開発環境のサービス(API、データベース、外部連携など)がダウンした場合、手動でcurlやpingを叩いて復旧を確認していました。復旧待ちの間、他の作業に移ると復旧タイミングを逃すことがありました。
After: /loopでヘルスチェックを定期実行します。
/loop 1m curl -s http://localhost:3000/api/health のレスポンスを確認してください。200が返ってきたら「サービス復旧」と教えてください。エラーの場合はステータスコードを記録してください。
開発サーバーの再起動待ち、データベースのマイグレーション完了待ち、外部APIの復旧待ちなど、「状態が変わるまで待つ」あらゆるシーンに応用できます。
/loopは実行のたびにClaude Codeのトークンを消費します。短い間隔で長時間実行し続けると、トークン消費が大きくなります。
| 間隔 | 1時間あたりの実行回数 | 推奨用途 |
|---|---|---|
| 30秒 | 120回 | 短時間の緊急監視 |
| 1分 | 60回 | ヘルスチェック |
| 5分 | 12回 | デプロイ監視、CI監視 |
| 10分 | 6回 | 長時間の定期タスク |
| 30分 | 2回 | 日次チェック |
間隔は目的に応じて適切に設定してください。「とりあえず30秒間隔」で設定すると、不要なトークン消費が発生します。
/loopを使用する際は、必ず停止条件を含めてください。停止条件がないと、手動でCtrl+Cするまでループが永続的に実行されます。
推奨される停止条件の例:
/loopで副作用のある操作(ファイルの書き込み、APIの呼び出し、デプロイの実行など)を繰り返す場合は、冪等性(何度実行しても同じ結果になること)を意識してください。冪等でない操作をループで繰り返すと、意図しない重複処理が発生する可能性があります。
/loopはポーリング(定期チェック)型の自動化であり、Hooksはイベント駆動型の自動化です。両者は目的が異なります。
| 特性 | /loop | Hooks |
|---|---|---|
| トリガー | 時間経過(N分ごと) | 操作の発生(ツール実行時) |
| 用途 | 外部ステータスの監視 | 内部操作の前後処理 |
| 設定場所 | セッション内のコマンド | settings.json |
| 永続性 | セッション中のみ | 設定ファイルに永続 |
外部システムのステータスを監視するなら/loop、Claude Code自身の操作にフックを仕掛けるならHooksを使います。詳しくは「Claude Code Hooksで開発を自動化する方法」で解説しています。こうしたAI活用に関心のある方は、経営データの可視化やコンテンツマーケティングの効率化の詳細もあわせてご覧ください。
/loopを長時間実行すると、実行ごとの結果がコンテキストウィンドウに蓄積されていきます。コンテキストが埋まると、Claude Codeの応答精度が低下したり、自動的にコンテキストの圧縮が走ったりします。
長時間の/loopを実行する場合は、ループのプロンプトに「前回の結果を簡潔にサマリーして記録し、詳細は破棄してください」と指示しておくと、コンテキストの消費を抑えられます。詳しくは「Claude Codeの/compactコマンド」で解説しています。
頻繁に使用する/loopパターンをカスタムスラッシュコマンドとして定義しておくと、毎回プロンプトを入力する手間が省けます。
.claude/commands/monitor-deploy.md:
Vercelの最新デプロイステータスを確認してください。
- vercel inspect で最新のデプロイを取得
- ステータスが READY なら「デプロイ完了」と報告してループ停止
- ステータスが ERROR なら「デプロイ失敗」と報告してループ停止
- それ以外なら現在のステータスを1行で報告
/loop 2m /project:monitor-deploy
詳しくは「Claude Codeカスタムコマンド」で解説しています。
Claude Codeの-p(print)フラグと組み合わせることで、バックグラウンドでの定期実行スクリプトを構築できます。
# バックグラウンドでデプロイ監視を実行
while true; do
result=$(claude -p "vercel inspectで最新デプロイのステータスを確認。READYなら'DONE'とだけ出力。それ以外は'WAITING'と出力。")
if echo "$result" | grep -q "DONE"; then
echo "デプロイ完了!"
break
fi
sleep 120
done
この方法はシェルスクリプトとして保存できるため、CI/CDパイプラインやcronジョブに組み込むことも可能です。
不必要に短い間隔はトークンの浪費につながります。デプロイ監視なら2〜5分、ヘルスチェックなら1分、長期の定期タスクなら10〜30分が目安です。
「○○になったら停止」「N回実行したら停止」という条件を明示してください。無条件の/loopは、手動停止を忘れるリスクがあります。
ループ内で毎回詳細なレポートを出力させると、コンテキストウィンドウが早く埋まります。「状態に変化がなければ1行で報告」と指示しておくのが効率的です。
ファイルの上書き、APIの呼び出し、データの更新など、副作用のある操作をループで繰り返す場合は、同じ操作を何度実行しても安全であることを確認してください。
/loopコマンドは、Claude Codeで定期実行タスクを手軽に設定する機能です。デプロイの完了監視、CI/CDステータスのチェック、テストの自動修正ループ、サービスのヘルスチェックなど、「定期的に確認する必要があるが自動化するほどでもない作業」を効率化できます
押さえておきたいポイントは以下の通りです。
いいえ。/loopはClaude Codeのセッション内でのみ動作します。ターミナルを閉じたり、Claude Codeのセッションを終了したりすると、ループも停止します。永続的な定期実行が必要な場合は、シェルスクリプト + cronジョブの組み合わせや、ヘッドレスモード(claude -p)を使ったバックグラウンドスクリプトを検討してください。tmuxやscreenでセッションを維持する方法もあります。
/loopの実行中は、ループの次の実行まで待機している間にClaude Codeへの入力が可能です。ループの実行中(AIが処理を行っている最中)は入力を待つ必要があります。ループを止めずに別の作業をしたい場合は、別のターミナルウィンドウで新しいClaude Codeセッションを開始し、並行して作業するのが実用的です。
外部APIのレートリミットに注意してください。たとえば、GitHub APIは認証ありで1時間5,000リクエスト、Vercel APIにも同様のレートリミットがあります。/loopの間隔とAPI呼び出し回数を計算し、レートリミットを超えないことを事前に確認してください。Claude Codeが内部的に複数回APIを呼び出す場合もあるため、余裕を持った間隔設定が推奨されます。レートリミットに引っかかった場合は、Claude Codeがエラーを報告するので、間隔を広げて再実行してください。
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株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。