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HubSpot導入、AI活用、CRM整備、業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。
Claude Codeに複数の変更を指示した後、——「結局どこが変わったのか」を正確に把握するのは意外と難しい作業です。/diffコマンドを使えば、Claude Codeが行った変更の差分をターン単位でインタラクティブに確認し、意図しない変更の混入を防げます。コードレビューの精度と速度の両方を向上させる、品質管理の要となるコマンドです。
Claude Codeが行った変更をターン単位で正確に把握し、意図しない変更の混入を防ぐ/diffコマンドの活用法を解説します。
対象読者: Claude Codeでのコード変更を確実にレビューしたいエンジニア、品質管理を重視する開発チーム
/diffは、Claude Codeが現在のセッションで行ったファイル変更の差分を表示するコマンドです。
通常のgit diffは作業ディレクトリ全体の変更を表示しますが、/diffはClaude Codeのセッション内での変更に限定して差分を表示します。さらに、ターン(やり取りの1回分)ごとに差分を分けて確認できるため、「この指示でどの部分が変わったか」を正確に追跡できます。
/diff
引数なしで実行すると、現在のセッションでClaude Codeが行った全ての変更の差分が表示されます。
/diff src/components/Header.tsx
ファイルパスを指定すると、そのファイルに限定した差分が表示されます。
| 項目 | /diff | git diff |
|---|---|---|
| 対象範囲 | Claude Codeセッション内の変更のみ | 作業ディレクトリ全体の変更 |
| ターン別表示 | 対応(指示ごとに分けて表示) | 非対応(全変更が一括表示) |
| ステージング状態 | 無関係(セッションの変更を全て表示) | staged/unstagedで分かれる |
| 用途 | AI変更のレビュー | Git操作全般 |
/diffの最大の特徴は「セッション内の変更に限定される」点です。自分が手動で行った変更や、別のセッションでの変更は含まれないため、「Claude Codeが何をしたか」だけを正確に確認できます。
リファクタリングや機能追加など、複数ファイルにまたがる変更を行った後の品質チェックです。
Before(/diffなしのレビュー):
Claude Codeが20ファイルを変更。変更内容はセッション中のやり取りの中に埋もれており、全ての変更箇所を特定するためにgit diffの膨大な出力を目視確認する必要がある。手動で加えた変更も混在するため、AIの変更だけを判別できない。
After(/diffでレビュー):
/diff
Claude Codeのセッション内変更のみが、ファイルごとに整理された形で表示されます。各ファイルの変更内容を順番に確認し、意図しない変更が含まれていないかをチェックできます。
確認すべきポイント:
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 意図しないファイル変更 | 指示していないファイルが変更されていないか |
| 削除されたコード | 必要なコードが誤って削除されていないか |
| ハードコードされた値 | 環境変数や設定ファイルで管理すべき値が直書きされていないか |
| コメントの過不足 | 過剰なコメント追加や、重要なコメントの削除がないか |
| 型の整合性 | TypeScriptの型定義が正しく維持されているか |
1つのセッションで複数の指示を出した場合、どの指示がどの変更を引き起こしたかを把握できます。
シナリオ:
各ターンの変更を個別に確認することで、ターン2のエラーハンドリング改善がターン1で追加した認証ミドルウェアに意図しない影響を与えていないかを検証できます。
確認フロー:
Claude Codeのedit権限設定によっては、ファイル変更の前に確認を求めるモードで動作します。/diffはこの確認プロセスと組み合わせて使うと、より安全な運用が可能です。
acceptEditsモードの段階:
| モード | 動作 | /diffの活用 |
|---|---|---|
| 自動承認(Auto) | 変更を即座に適用 | 事後確認として/diffでレビュー |
| 確認あり(Ask) | 変更前に確認を表示 | 事前確認 + /diffで事後レビュー |
自動承認モードでは、Claude Codeが変更を即座に適用するため、/diffでの事後レビューが品質管理の最後の砦になります。確認ありモードでは、個別の変更は事前に確認できますが、セッション全体の整合性は/diffで改めて確認する必要があります。こうしたAI活用に関心のある方は、経営データの可視化やコンテンツマーケティングの効率化の詳細もあわせてご覧ください。
/diffと/pr-commentsを組み合わせることで、プルリクエストのレビュー作業を大幅に効率化できます。
/pr-commentsは、現在のブランチに関連するプルリクエストのレビューコメントを取得・表示するコマンドです。レビュアーからのフィードバックをClaude Codeのセッション内で直接確認し、修正を指示できます。
Step 1: プルリクエストを作成
Step 2: /pr-comments でレビューコメントを確認
Step 3: レビュー指摘に基づいて修正を指示
Step 4: /diff で修正内容を確認
Step 5: 修正コミットをpush
/pr-comments
レビューコメント:
src/auth/middleware.ts:25 - "ここのエラーハンドリングが不十分です。401だけでなく403もケースとして追加してください"src/auth/middleware.ts:42 - "トークン検証のタイムアウト処理が必要です"レビュー指摘に基づいて修正してください。middleware.tsの25行目に403レスポンスのケースを追加し、42行目にトークン検証のタイムアウト処理を追加してください
修正後:
/diff src/auth/middleware.ts
/diffの出力で、レビュー指摘が正確に反映されているか、指摘箇所以外に意図しない変更がないかを確認します。
/diffの出力を基に、変更内容を正確に反映したコミットメッセージを生成できます。
/diff の内容を基に、Conventional Commits形式のコミットメッセージを作成してください
チームメンバーにレビューを依頼する際、/diffの出力を要約して依頼文を作成できます。
/diff の内容を基に、プルリクエストの説明文を作成してください。変更の背景、具体的な変更内容、テスト方針を含めてください
/diffで意図しない変更を発見した場合、該当部分だけを取り消す指示を出せます。
/diff で確認したところ、src/utils/helpers.tsの変更は不要です。このファイルだけ元に戻してください
/planで作成した計画と、/diffで表示される実際の変更を突き合わせることで、「計画通りに実装されているか」を検証します。計画にない変更が含まれていれば、それが意図的な改善なのか意図しない副作用なのかを判断できます。
/batchで並列実行した変更の全体を/diffで一括レビューします。並列エージェント間で変更の一貫性が保たれているか(命名規則、コーディングスタイル等)を確認する重要なステップです。
長時間セッションでは、/compactでコンテキストを圧縮した後でも/diffは正確に機能します。compactで会話履歴が圧縮されても、ファイルの変更履歴は保持されるためです。
StartLinkでは、こうした取り組みを企業規模に合わせてご支援しています。
まずは自社の現状を棚卸しし、最も効果が見込める領域から第一歩を踏み出してみてください。
属人化を防ぎ、チーム全体で再現可能な仕組みとして標準化することが成功の鍵です。
自社の業務フローや要件に応じて、段階的にカスタマイズしていくことをおすすめします。
はい、/diffはClaude Codeのセッション内の変更を追跡しているため、セッションを終了すると/diffの履歴はリセットされます。ただし、ファイルの変更自体はディスクに保存されているため、git diffで引き続き確認できます。重要な変更はセッション終了前にコミットしておきましょう。
ファイルパスを指定して確認範囲を絞り込みます。/diff src/auth/のようにディレクトリ単位で指定することも可能です。また、Claude Codeに「/diffの結果を要約してください」と指示すれば、変更の概要を自然言語でまとめてもらえます。
あります。/diffは「Claude Codeの変更」だけを表示するため、手動での変更は含まれません。Claude Codeの変更と手動の変更を両方含む最終的なコミット内容を確認するには、git diffが必要です。推奨フローは、/diffでAIの変更をレビュー→git diffで全変更を最終確認→コミットです。
取り消せます。「/diffで確認したところ、src/utils/helpers.tsの15-20行目の変更は不要です。この部分だけ元に戻してください」のように、ファイル名と行番号を指定して取り消しを指示できます。Claude Codeが該当部分のみをrevertし、他の変更は維持します。Claude Codeの基本的な使い方については「Claude Code導入ガイド」も参考にしてください。
株式会社StartLinkは、事業推進に関わる「販売促進」「DXによる業務効率化(ERP/CRM/SFA/MAの導入)」などのご相談を受け付けております。 サービスのプランについてのご相談/お見積もり依頼や、ノウハウのお問い合わせについては、無料のお問い合わせページより、お気軽にご連絡くださいませ。
株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。