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——「あの案件の対応方法、前に誰かがNotionにまとめてたはずなんだけど、どこに書いたっけ」。この会話、組織の中で何度繰り返されているでしょうか。Notionは柔軟なナレッジベースとして多くの企業に導入されていますが、情報が蓄積されるほど「探す・見つける・活用する」のコストが膨らみ、結局は詳しい人に聞いたほうが早い、という状況に陥りがちです。

この課題の本質は、ナレッジが「存在するが、アクセスできない」状態にあることです。MCP(Model Context Protocol)を活用してNotionをAIエージェントに接続すれば、自然言語で組織の知識を横断検索し、必要な情報を集約し、意思決定に使える形で即座に提示できるようになります。
CRM特化型コンサルタントとして多くの企業の業務設計に関わる中で確信しているのは、CRMの活用度を決めるのは「CRMの中のデータ」だけではなく、「CRMの外に散在するナレッジ」をいかに引き出せるかだということです。Notionに蓄積された提案事例、業界知識、社内ルール、過去のトラブル対応——これらが商談の現場で即座に参照できれば、CRMのデータと組み合わせた意思決定の質は格段に上がります。
本記事では、MCP×Notionによるナレッジ管理の自動化設計から、暗黙知の形式知化、CRM連携による意思決定支援まで、実務で使えるレベルで解説します。
この記事でわかること
- Notion MCPサーバーの仕組みと、従来のNotion API連携との違い
- ページ検索・情報集約・意思決定支援を自然言語で実行する具体的な設計パターン
- 暗黙知を形式知に変換し、組織の「知識OS」としてNotionを運用するアーキテクチャ
- HubSpot CRMと連携した商談支援・顧客対応ナレッジの自動化設計
- 導入時のセキュリティ設計と正直に把握すべき制限事項
Notion MCPサーバーとは——組織ナレッジへのAIインターフェース
MCPがナレッジ管理にもたらす構造的変化
Model Context Protocol(MCP)は、AIが外部システムのデータに標準化された方法でアクセスするためのオープンプロトコルです。Notionに蓄積されたナレッジに対してMCPサーバーを介してAIを接続すると、「どのページに、どんな情報があるか」をAIが直接理解し、検索・要約・関連情報の紐付けまでを自然言語の指示だけで実行できるようになります。
従来のNotionの検索機能は「キーワード一致」が基本であり、文脈に応じた横断的な情報検索には限界がありました。MCPサーバーを介した検索では、AIがクエリの意図を理解した上で関連ページを探し出し、複数のページに分散した情報を統合して回答を返します。これは検索機能の改善ではなく、ナレッジへのアクセス方法の構造的な変化です。
Notion MCPサーバーの接続方式
Notion MCPサーバーは、Notion APIをMCPプロトコルでラップし、AIクライアントからNotion内のページ・データベースを操作可能にする仕組みです。ここが結構ミソなのですが、接続方式によって利用可能な機能と制約が異なります。
| 接続方式 | 認証方式 | 主な機能 | 対象ユーザー |
|---|---|---|---|
| Notion公式MCPサーバー | OAuth 2.0認証 | ページ検索・取得・作成・更新・コメント・データベース操作 | ビジネスユーザー・管理者 |
| コミュニティ製MCPサーバー | インテグレーショントークン | ページ検索・取得・ブロック操作・データベースクエリ | 開発者・技術チーム |
Claude DesktopやClaude Codeでは、Notion公式のMCPサーバーが利用可能で、OAuth認証を通じてワークスペースの情報にアクセスできます。コミュニティ製のMCPサーバーを使う場合は、Notionのインテグレーショントークンを発行して接続します。
従来のNotion API連携との違い
| 比較項目 | 従来のNotion API連携 | MCPサーバー経由 |
|---|---|---|
| 検索方式 | キーワード完全一致・フィルター条件の手動構築 | 自然言語による意味検索 |
| 情報集約 | 複数のAPIコールを自分でオーケストレーション | AIが自動的に関連ページを横断取得 |
| 出力形式 | 生のJSONデータ | 要約・分析・提案を含む自然言語レスポンス |
| 開発コスト | エンドポイントごとにコード記述が必要 | 設定ファイルの記述のみ |
| メンテナンス | API仕様変更時にコード修正 | MCPサーバー側で吸収 |
Notion MCPサーバーのセットアップ手順
前提条件
- Notionワークスペース(無料プラン以上)
- MCP対応のAIクライアント(Claude Desktop、Claude Code、Cursor など)
- Notionインテグレーションの作成権限(ワークスペース管理者)
ステップ1:Notionインテグレーションの作成
- Notion Developersにアクセスし、「New integration」をクリックします
- インテグレーション名(例:
MCP Knowledge Manager)を入力します - 関連するワークスペースを選択します
- ケイパビリティ設定で、必要な権限を付与します
権限設計のポイントは「最小権限の原則」です。ナレッジ検索が主目的であれば、Read contentとRead user informationのみで十分です。ページの自動作成・更新が必要な場合にのみ、Insert contentとUpdate contentを追加します。
ステップ2:MCPサーバーの設定
Claude Desktopを使用する場合は、設定ファイルに以下を追加します。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
"env": {
"OPENAPI_MCP_HEADERS": "{\"Authorization\":\"Bearer your-notion-integration-token\",\"Notion-Version\":\"2022-06-28\"}"
}
}
}
}
ステップ3:ページへのアクセス許可
Notionのインテグレーションは、明示的に「接続」を許可したページ・データベースにのみアクセスできます。対象のページを開き、右上の「...」メニューから「コネクト」→ 作成したインテグレーションを選択してアクセスを許可します。
この仕組みがセキュリティ設計上の大きなメリットです。AIに公開するナレッジの範囲を、ページ単位で細かく制御できます。
ステップ4:接続テスト
設定が完了したら、AIクライアントから以下のようなクエリを実行して接続を確認します。
「Notionのページを検索して、最近更新されたナレッジベースの一覧を表示してください」
正常に接続されていれば、インテグレーションに接続されたページの情報が返ります。
ナレッジ検索の自動化——「探す」を「聞く」に変える
自然言語によるナレッジ検索
MCP×Notionの最も直接的な効果は、ナレッジの検索体験が根本的に変わることです。
従来の検索フロー:
- Notionを開く → 2. 検索バーにキーワードを入力 → 3. 複数の候補から目的のページを探す → 4. ページを開いて該当箇所を見つける → 5. 関連ページがあれば同様の操作を繰り返す
MCP×Notion検索フロー:
- AIに質問する → 2. 回答を受け取る
この差は、ナレッジの量が増えるほど顕著になります。ページ数が数百を超える組織では、従来の検索方式での情報到達時間は平均5〜10分かかるのに対し、MCP経由であれば数十秒で必要な情報にアクセスできます。
検索ユースケースの設計パターン
パターン1:顧客対応ナレッジの即時検索
プロンプト例:
「過去に製造業のお客様からHubSpotのワークフロー設定で
問い合わせがあった事例をNotionから探してください。
対応方法と解決策をまとめてください」
パターン2:提案準備のための事例検索
プロンプト例:
「従業員100名以上のSaaS企業へのCRM導入提案事例を
Notionから検索してください。提案のポイントと
導入後の成果をまとめてください」
パターン3:社内ルール・手順の確認
プロンプト例:
「請求書発行の社内フローについて、Notionの
ナレッジベースから最新の手順を教えてください。
承認フローと例外対応も含めてください」
情報集約の自動化——散在するナレッジを1つの回答にまとめる
複数ページの横断集約
組織のナレッジは1つのページに完結していることのほうが稀です。MCPサーバーを介すことで、複数のページに分散した情報をAIが自動的に集約し、1つの回答としてまとめることができます。
ユースケース:新規プロジェクトの立ち上げ準備
プロンプト例:
「新しいHubSpot導入プロジェクトを立ち上げるにあたって、
必要な情報をNotionから収集してください:
1. プロジェクト立ち上げチェックリスト
2. 過去の類似プロジェクトの振り返りメモ
3. 顧客ヒアリングシートのテンプレート
4. 標準的なプロジェクトタイムライン
これらを1つのサマリーにまとめてください」
AIはNotionの複数ページから該当する情報を横断検索し、統合されたサマリーを生成します。このプロセスを人手で行う場合、30分〜1時間かかる作業が、数分で完了します。
データベース×ページの組み合わせクエリ
Notionの強みは、データベース(構造化データ)とページ(非構造化テキスト)を組み合わせて管理できる点にあります。MCPサーバーはこの両方にアクセスできるため、「データベースのフィルタリング結果」と「関連ページの内容」を組み合わせた高度なクエリが可能です。
プロンプト例:
「Notionの案件管理データベースから、ステータスが"完了"の
プロジェクトのうち、満足度が高かったものを5件選び、
各プロジェクトの振り返りページの内容を要約してください」
暗黙知の形式知化——「知っている人に聞く」から脱却する
なぜ暗黙知の形式知化が重要なのか
組織の知識には大きく2種類があります。
| 知識の種類 | 特徴 | 例 | リスク |
|---|---|---|---|
| 形式知 | ドキュメント化されている | マニュアル、手順書、議事録 | 更新されない、見つからない |
| 暗黙知 | 特定の人の頭の中にある | 「あの場合はこうする」というノウハウ | 属人化、退職時に消失 |
BtoB企業の現場でよく見るのは、CRMにはデータが入っているのに、「このデータをどう解釈して、どう次のアクションにつなげるか」という判断のナレッジが特定の営業担当者の頭の中にしかない、という状況です。MCPを活用すれば、この暗黙知を効率的に形式知へ変換し、Notionに蓄積する仕組みを構築できます。
暗黙知の形式知化フロー
MCPを活用した暗黙知の形式知化は、以下のフローで設計します。
Step 1:知識の抽出
Slackやミーティングの中で生まれるノウハウの断片を、AIが検出・収集します。MCP×Slack連携を組み合わせることで、Slackの会話から「ナレッジ化すべき情報」をAIが自動的にピックアップできます。
Step 2:構造化と記録
抽出した情報をNotionのテンプレートに沿って構造化し、ページを自動作成します。
プロンプト例:
「以下の対応メモをNotionのナレッジベースに
登録してください。カテゴリは"トラブルシューティング"、
タグに"HubSpot"と"ワークフロー"を付けてください:
対応内容:HubSpotのワークフローで、If/Then分岐の
条件にカスタムプロパティを使う場合、プロパティの
タイプがenumerationでないと正しく動作しない。
text型プロパティで条件分岐を設定すると、
部分一致ではなく完全一致で判定される。」
Step 3:関連付けと検索性の向上
新しく作成されたナレッジページを、既存の関連ページやデータベースと紐付けます。AIがページ内容を分析し、関連性の高い既存ナレッジを自動的に提案・リンクすることで、知識のネットワークが有機的に成長していきます。
意思決定支援——ナレッジとCRMデータを組み合わせる
HubSpot CRM×Notionナレッジの統合設計
MCPの真価は、複数のシステムを横断してデータを取得・統合できる点にあります。HubSpot MCPサーバーとNotion MCPサーバーを同時に接続すれば、CRMの顧客データとNotionの社内ナレッジを組み合わせた意思決定支援が実現します。
ユースケース1:商談前の事前準備
プロンプト例:
「明日の商談先である株式会社〇〇について、
HubSpotから企業情報と取引履歴を取得し、
Notionから同業界の過去提案事例と
よくある質問への回答パターンをまとめてください」
AIは2つのMCPサーバーを同時に活用し、HubSpotの顧客データ(企業規模・業界・過去の接点)とNotionの社内ナレッジ(業界別の提案パターン・FAQ・トラブル対応履歴)を統合したブリーフィングを生成します。
ユースケース2:顧客からの技術質問への回答
プロンプト例:
「お客様からHubSpotのスコアリング設定について
質問を受けました。Notionのナレッジベースから
スコアリング設計のベストプラクティスと、
過去に同様の質問に対応した事例を検索してください」
Google Workspace連携との組み合わせ
Notion MCPサーバーをGoogle Workspace MCPサーバーと組み合わせることで、さらに強力なナレッジ活用が可能になります。
| 連携パターン | Notion側の役割 | Google Workspace側の役割 |
|---|---|---|
| 議事録→ナレッジ化 | 構造化されたナレッジとして格納 | Google Calendarの会議情報を取得、Gmailの関連スレッドを参照 |
| ナレッジ→提案資料 | 過去の提案事例・業界知識を提供 | Google Slidesで提案資料のドラフトを自動生成 |
| レポート→知見蓄積 | 分析結果のナレッジ化・パターン蓄積 | Google Sheetsの実績データを分析素材として提供 |
組織の「知識OS」としてのNotion×MCP設計
ナレッジベースの階層設計
Notion×MCPでナレッジ管理を運用する場合、AI検索の精度を高めるためにNotionの構造設計が重要になります。
推奨するナレッジベース構造:
ナレッジベース(トップページ)
├── 業務マニュアル/
│ ├── 営業プロセス
│ ├── カスタマーサクセスフロー
│ └── 請求・経理フロー
├── 技術ナレッジ/
│ ├── HubSpot設定ガイド
│ ├── CRM設計パターン
│ └── トラブルシューティング
├── 提案事例/
│ ├── 業界別(製造業・IT・小売 etc.)
│ └── 規模別(SMB・Mid-Market・Enterprise)
├── 振り返り・学び/
│ ├── プロジェクト振り返り
│ └── 失敗事例・教訓
└── テンプレート/
├── ヒアリングシート
├── 提案書フォーマット
└── 議事録テンプレート
ポイントとなるのは、AIが検索しやすいようにページの冒頭に「概要」「対象読者」「キーワード」を明記することです。Notion MCPサーバーはページ内容をテキストとして取得するため、構造化されたメタ情報があるとAIの検索精度が大幅に向上します。
ナレッジの鮮度管理
ナレッジベースの最大の課題は「情報の陳腐化」です。MCPサーバーを活用すれば、この課題にも対応できます。
プロンプト例:
「Notionのナレッジベースで、最終更新日が6ヶ月以上前の
ページをリストアップしてください。各ページの
タイトルと最終更新日、作成者を一覧にしてください」
定期的にこのクエリを実行することで、更新が必要なナレッジを自動的に検出し、担当者にレビューを促すワークフローを構築できます。MCPとSlack連携を組み合わせれば、「あなたが作成したページ『〇〇』が6ヶ月間更新されていません。内容は最新ですか?」というリマインドを自動送信することも可能です。
セキュリティ設計と権限管理
Notionインテグレーションの権限設計
Notion MCPサーバーのセキュリティは、Notionインテグレーションの権限設計に大きく依存します。
| 権限設定 | 推奨利用シーン | リスク |
|---|---|---|
| Read content のみ | ナレッジ検索・参照専用 | 低リスク |
| Read + Insert content | 検索+新規ナレッジ自動作成 | 中リスク(不要ページ増加の可能性) |
| Read + Insert + Update content | 検索+作成+既存ページ更新 | 高リスク(既存ナレッジの意図しない変更) |
実務的には、まずRead onlyで運用を開始し、ナレッジの自動作成が必要になった段階でInsert権限を追加する段階的アプローチを推奨します。Update権限は、更新対象のページを限定できるNotionのページ接続設定と組み合わせて使います。
アクセス範囲の制御
Notionのインテグレーションは、「接続」を許可したページとそのサブページにのみアクセスできます。この仕組みを活用して、AIに公開するナレッジの範囲を精密に制御します。
- 公開対象: 業務マニュアル、技術ナレッジ、提案事例テンプレート
- 非公開: 人事評価、給与情報、株主向け資料、未公開の経営戦略
正直な制限事項——MCPナレッジ管理が万能ではない理由
MCPによるNotionナレッジ管理は強力ですが、現時点での制限を正確に把握しておくことが重要です。
検索精度の限界: Notion MCPサーバーのページ検索は、Notion APIのsearch機能に依存しています。Notion APIのsearchは全文検索ではなくタイトル検索が中心であるため、ページ本文の内容まで含めた精密な検索には限界があります。この制約を補うために、ページタイトルに検索キーワードを明示的に含めることが重要です。
大規模ワークスペースでのパフォーマンス: ページ数が数千を超えるワークスペースでは、検索結果の取得に時間がかかる場合があります。ナレッジベースのページをデータベースとして管理し、フィルター条件で絞り込む設計にすることでパフォーマンスを改善できます。
コンテキストウィンドウの制約: AIが一度に処理できるテキスト量には上限があります。非常に長いページ(数万文字)の場合、AIがページ全体を読み込めないケースがあります。ナレッジは1ページ5,000文字以内を目安に、適切な粒度で分割することを推奨します。
リアルタイム同期ではない: MCPサーバー経由のアクセスは、リクエスト時点でのデータ取得です。ページが更新された瞬間にAI側に反映されるわけではありません。Notion APIのキャッシュ設定やMCPサーバーの実装によって、最新データの取得にタイムラグが生じることがあります。
導入ロードマップ——段階的にナレッジ管理を自動化する
Phase 1:ナレッジ検索の自動化(1〜2週間)
- Notion MCPサーバーのセットアップと接続テスト
- 既存ナレッジベースの主要ページをインテグレーションに接続
- 日常的なナレッジ検索をMCP経由に切り替え
Phase 2:情報集約とレポート生成(3〜4週間)
- 複数ページの横断検索・集約クエリの設計
- 週次ナレッジレビュー(更新が必要なページのリストアップ)の自動化
- ページタイトル・構造の最適化(AI検索精度の向上)
Phase 3:ナレッジの自動蓄積(5〜8週間)
- 暗黙知→形式知変換フローの構築(Slack→Notion自動記録)
- ナレッジテンプレートの整備と自動ページ作成
- 関連ナレッジの自動リンク設計
Phase 4:CRM連携による意思決定支援(2〜3ヶ月)
- HubSpot MCPサーバーとの統合設計
- 商談前ブリーフィングの自動生成
- 顧客対応ナレッジのリアルタイム検索
ここが実務的に重要なのですが、Phase 1の「ナレッジ検索の自動化」だけでも、「探す時間」の削減効果は十分に実感できます。Deloitteの調査によれば、ナレッジワーカーは業務時間の約20%を情報検索に費やしているとされており、この時間を大幅に短縮できるだけでもPhase 1の投資回収は早い段階で実現します。
まとめ
- Notion MCPサーバーを活用すれば、組織のナレッジベースに自然言語でアクセスし、ページ検索・情報集約・意思決定支援を自動化できます
- 暗黙知の形式知化フロー(抽出→構造化→関連付け)をMCPで設計することで、属人化した知識を組織の共有資産に変換できます
- HubSpot CRMとの連携により、顧客データとナレッジを統合した商談支援・顧客対応が実現します
- ナレッジベースのページ構造設計(タイトルへのキーワード明記、1ページ5,000文字以内の分割)がAI検索精度を大きく左右します
- まずはRead only権限でのナレッジ検索から始め、段階的に機能を拡張するアプローチが安全かつ効果的です
最初の一歩として: Notionのインテグレーションを作成し、MCPサーバーを設定して、「〇〇について、ナレッジベースに情報はありますか?」という1つの質問を投げてみてください。キーワードを思い出す必要なく、自然言語で組織の知識にアクセスできる体験が、ナレッジ管理の在り方を根本から変えてくれるはずです。
CRM運用の効率化やMCPを活用した業務自動化のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
Q1. Notion MCPサーバーの利用に追加費用はかかりますか?
Notion MCPサーバー自体は無料で利用できます。NotionのAPIも無料プランから利用可能です。ただし、AIクライアント側(Claude Pro / Claude Teamなど)のサブスクリプション費用は別途必要です。Notion APIにはリクエスト上限(平均3リクエスト/秒)がありますが、通常のナレッジ検索であれば上限に達することはほぼありません。
Q2. Notionのどのプランでも利用できますか?
はい、Notionの無料プラン(フリー)を含むすべてのプランでインテグレーション(API)を利用できます。ただし、ワークスペースの管理者がインテグレーションの接続を承認する必要があります。組織のセキュリティポリシーによっては、IT管理者の承認が求められる場合があります。
Q3. AIに公開したくないページを除外できますか?
はい、Notionのインテグレーションは「接続」を許可したページにのみアクセスできる設計です。AIに公開するページを選択的に接続し、機密情報を含むページは接続しないことで、アクセス範囲を精密に制御できます。ページ単位で接続・切断が可能なため、必要に応じて柔軟に調整できます。
Q4. 既存のNotionの構造を変更する必要がありますか?
基本的には既存の構造のまま利用できます。ただし、AI検索の精度を高めるためには、ページタイトルにキーワードを含めること、ページ冒頭に概要を記載すること、1ページの情報量を適切な粒度(目安5,000文字以内)に保つことが効果的です。これらは既存のページに対して段階的に適用できるため、一括での構造変更は不要です。
Q5. HubSpot CRMを使っていない場合でも、Notion MCPサーバーは活用できますか?
はい、Notion MCPサーバーはHubSpotの利用を前提としていません。ナレッジ検索・情報集約・ページ自動作成といった機能は、Notionとの接続のみで利用可能です。HubSpot CRMとの連携は、顧客データとナレッジを統合した高度な意思決定支援を行う場合に追加するオプションとして位置づけてください。
Q6. Notion MCPサーバーとNotion AIは何が違いますか?
Notion AI(Notion公式のAI機能)は、Notion内のエディター体験を拡張するツールで、ページの要約・翻訳・文章生成をNotion内で完結して行います。一方、Notion MCPサーバーは外部のAIクライアント(Claude DesktopやClaude Codeなど)からNotionのデータにアクセスするためのインターフェースです。MCPサーバーの利点は、Notionだけでなく他のMCPサーバー(HubSpot、Google Workspace、Slack等)と横断的に連携できる点にあります。
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著者情報
今枝 拓海 / Takumi Imaeda
株式会社StartLinkの代表取締役。
HubSpotのトップパートナーである株式会社H&Kにて、HubSpotのCRM戦略/設計/構築を軸として、 国内・外資系エンタープライズ企業へコンサルティング支援を実施。
パーソルホールティングス株式会社にて、大規模CRM/SFA戦略の策定・PERSOLグループ横断のグループAI戦略/企画/開発ディレクションの業務を遂行経験あり。
株式会社StartLinkでは、累計100社以上のHubSpotプロジェクト実績を元にHubSpot×AIを軸にした経営基盤DXのコンサルティング事業を展開。