freee公式MCPサーバー「freee-mcp」とClaude Codeを連携させれば、自然言語の指示だけで会計・請求書・給与データをAIエージェントが直接操作できます。月次決算チェックや請求書処理を自動化し、経理担当者が判断業務に集中できる環境が実現します。
freee公式MCPサーバー「freee-mcp」とClaude Codeを連携させれば、自然言語の指示だけで会計・請求書・給与データをAIエージェントが直接操作できます。月次決算チェックや請求書処理を自動化し、経理担当者が判断業務に集中できる環境が実現します。
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HubSpotゴールドパートナーのStartLinkが、HubSpot導入・AI活用・CRM整備・業務効率化までをまとめて支援しています。記事で気になったテーマを、そのまま相談ベースで整理できます。
freee公式MCPサーバー「freee-mcp」とClaude Codeを連携させれば、自然言語の指示だけで会計・請求書・給与データをAIエージェントが直接操作できます。月次決算チェックや請求書処理を自動化し、経理担当者が判断業務に集中できる環境が実現します。
本記事は2026年8月時点の情報です。
「freeeにデータは入っているのに、月次の集計は結局Excelに落として手作業で計算している」
「未入金の請求書を確認するために、毎月たくさんの画面を1件ずつ開いてチェックしている」
「受注はHubSpot、入金はfreee。2つのツールを行き来しないと数字を合わせられない」
——経理や経営企画の現場では、こうした課題を抱えるケースが少なくありません。freeeを導入してクラウド会計に移行しても、データの確認・集計・レポート作成は依然として人間の手作業に依存しているケースが大半です。
freee-mcpとは、freee株式会社が公開しているMCP(Model Context Protocol)対応のサーバーで、Claude CodeなどのAIエージェントからfreeeの会計・請求書・人事労務データへ直接アクセスできる仕組みです。MCPとはAnthropicが提唱するプロトコルで、AIエージェントと外部サービスをUSB-Cのように統一インターフェースで接続します。「今月の試算表を出して」「未入金の請求書を一覧にして」といった自然言語の指示だけで、freeeのデータ取得・集計・操作をAIエージェントに任せられるようになります。
MCPの基本概念については「Claude Code MCP連携の始め方|HubSpot・freee・Slackを接続する設定手順」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
freeeの会計データをAIエージェントで直接操作したいCFO・経理担当者・CDO(最高デジタル責任者)に向けて、freee-mcpの仕組みからセットアップ、実務活用、HubSpotとの併用までを整理しています。
/mcpコマンドによる接続からCLAUDE.mdの業務ルール記述までを具体的なコマンド付きで紹介しますfreee-mcpの導入を検討している方に向けて書いています。最後まで読むと、自社の経理業務のどこをAIエージェントに任せ、どこを人間が判断すべきかの切り分けができるようになります。
freee-mcpは、AIエージェントに「freeeのAPI仕様書を渡す」のではなく「freeeの業務知識ごと渡す」設計になっている点が特徴です。単なるデータ接続の入り口ではなく、経理担当者が頭の中で持っている「この操作の前にはこのデータを確認する」といった手順ごとAIに引き継げる仕組みだと捉えると理解しやすくなります。ここでは対応APIと、精度を支える2つの仕組みを整理します。
freee-mcpは、freee株式会社がGitHub上でオープンソースとして公開しているMCPサーバーです。Anthropicが策定したModel Context Protocol(MCP)に準拠しており、Claude DesktopやClaude Codeから直接freeeの各種APIにアクセスできます。
freee-mcpが対応している5つのAPIは以下の通りです。
| API | 主な操作 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 会計(Accounting) | 仕訳帳の取得・作成、勘定科目一覧、試算表、残高確認 | 月次決算チェック、経費分析 |
| 人事労務(HR) | 従業員情報取得、給与明細データ | 人件費集計、労務レポート |
| 請求書(Invoices) | 請求書の作成・取得・ステータス確認 | 請求書一括処理、入金消込確認 |
| 工数管理(Time Tracking) | 工数データ取得、プロジェクト別集計 | プロジェクト採算分析 |
| 販売(Sales) | 見積書・納品書・請求書の管理 | 販売管理、売上分析 |
出典: freee-mcp README
この5つのAPIを1つのMCPサーバー経由で横断できる点が、freeeの管理画面をタブごとに開いて確認していた従来の運用との大きな違いです。会計と工数管理を別々に見比べる必要がなくなり、AIエージェントへの一度の指示で複数APIをまたいだ集計が可能になります。情報が分散した状態を解消し、1つの入口から一元管理するという考え方は、CRM設計で重視している考え方と同じです。
freee-mcpの特筆すべき機能が「Agent Skills」です。通常のMCPサーバーは、AIエージェントにAPIのエンドポイント一覧を提供するだけですが、freee-mcpはそれに加えて、APIリファレンスと操作レシピ(手順書)をAIエージェントのコンテキストに自動注入します。
たとえば「売上高の月次推移を出して」と指示した場合、Agent Skillsが適切なAPIエンドポイント、必要なパラメータ、レスポンスの解釈方法をClaude Codeに提供します。これにより、AIエージェントがAPIの仕様を「理解」した上で操作を行うため、誤ったパラメータの送信やデータの誤解釈が減少します。
freee-mcpのAgent Skillsは、単なるAPI接続を超えた「AIエージェント向け業務マニュアル」だといえます。APIのエンドポイント情報だけでなく、「この操作を行うには先にこのデータを取得する必要がある」といった操作手順まで含まれているため、Claude Codeは複雑な会計操作も正しい順序で実行できます。個人の経験や勘に頼るのではなく、業務知識を仕組みとしてAIに引き継ぐ設計になっている点は、経理業務を標準化したい企業にとって導入しやすいポイントだと考えています。
freee-mcpの認証にはOAuth 2.0 + PKCE(Proof Key for Code Exchange)が採用されています。PKCEはパブリッククライアント(CLIツールなど、クライアントシークレットを安全に保持できない環境)向けに設計された認証フローで、以下の特長があります。
APIトークンを.envファイルに保存する従来の方法と比較して、PKCEベースの認証はトークン漏洩のリスクを低減できます。認証まわりの設計がしっかりしているからこそ、経理という機密性の高いデータを扱うMCPサーバーとして安心して検討しやすくなっていると考えています。
セットアップはリモート接続とローカル接続の2通りがあります。いきなり本番環境の書き込み権限まで開放するのではなく、まずは読み取り系の指示で接続を確認し、慣れてから書き込み操作を許可していくスモールスタートを推奨します。全てを一気に進めるのは難しいため、自社で活用できそうな範囲から優先順位をつけて試す進め方が現実的です。
freee-mcpをセットアップする前に、以下の準備が必要です。
freee-mcpはリモートMCPサーバーとしての接続に対応しています。Claude Codeの/mcpコマンドを使って設定します。
# Claude Codeのセッション内で実行
/mcp add freee-mcp -- npx @anthropic-ai/remote-mcp-server https://mcp.freee.co.jp/sse
リモートMCPサーバーを利用する場合、ローカル環境にfreee-mcpをインストールする必要はありません。接続後にブラウザでfreeeのOAuth認証画面が開き、アクセスを許可するだけでセットアップが完了します。初めてfreee-mcpを試す場合は、まずこのリモート接続から始めるとつまずきにくいと考えています。
セキュリティ要件やネットワーク制約により、ローカルでMCPサーバーを動作させたい場合は、以下の手順でセットアップします。
# freee-mcpをクローン
git clone https://github.com/freee/freee-mcp.git
cd freee-mcp
# 依存パッケージのインストール
npm install
# 環境変数の設定
export FREEE_CLIENT_ID="your_client_id"
export FREEE_CLIENT_SECRET="your_client_secret"
# MCPサーバーの起動
npm start
Claude Code側では、.claude/settings.jsonに以下のようにMCPサーバーの設定を追加します。
{
"mcpServers": {
"freee-mcp": {
"command": "node",
"args": ["/path/to/freee-mcp/dist/index.js"],
"env": {
"FREEE_CLIENT_ID": "${FREEE_CLIENT_ID}",
"FREEE_CLIENT_SECRET": "${FREEE_CLIENT_SECRET}"
}
}
}
}
設定後、Claude Codeを再起動するとfreee-mcpが自動的に接続されます。/mcpコマンドでサーバーの接続状態を確認してください。社内で複数人がローカルセットアップを行う場合は、.claude/settings.jsonをテンプレート化して配布すると、担当者ごとに設定内容がばらつく事態を避けやすくなります。
2つの接続方式の違いを整理すると、以下のようになります。
| 接続方式 | 向いているケース | セットアップの概要 |
|---|---|---|
| リモートMCPサーバー | 初めて試す場合、手軽に始めたい場合 | ローカルへのインストール不要。/mcpコマンドで接続し、ブラウザでOAuth認証を許可 |
| ローカルセットアップ | セキュリティ要件やネットワーク制約がある場合 | リポジトリをクローンして環境変数を設定し、.claude/settings.jsonに登録 |
freee-mcpを初めて使用する際は、OAuth 2.0 + PKCEの認証フローが実行されます。
# 認証状態の確認(Claude Code内でfreee-mcpのツールを使用)
# freee_auth_status ツールで現在の認証状態を確認できる
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freee-mcpの価値は、個別の機能単体ではなく「月次決算→請求書処理→採算分析→経費チェック」という経理業務の一連の流れの中でどこに位置づけるかで決まります。以下は代表的な4つの活用パターンです。ただし、いずれも最終判断は人間が行う前提で設計してください。
経理担当者が月末に行う決算チェックをClaude Codeで自動化する例です。
# Claude Codeへの指示例
「今月の試算表を取得して、前月比で10%以上変動している
勘定科目をリストアップしてください。変動理由の仮説も添えてください」
Claude Codeはfreee-mcpを通じて以下の操作を自動実行します。
従来であれば、freeeの管理画面でレポートをダウンロードし、Excelで前月比を計算し、変動理由を個別に調査する必要がありました。この一連の作業が、1つの自然言語の指示で完結します。ここで大事なのは、AIが出した「変動理由の仮説」はあくまで一次情報であり、最終的に決算数値として確定させるかどうかの判断は経理担当者が行うという役割分担です。
# Claude Codeへの指示例
「今月発行した請求書のうち、入金確認が取れていないものを一覧表示して。
金額が大きい順にソートし、発行日から30日以上経過しているものにはフラグを付けてください」
freee-mcpの請求書APIを通じて、未入金の請求書を即座にリストアップできます。手作業でfreeeの請求書画面を1件ずつ確認する手間を減らせます。金額の大きい順・経過日数によるフラグ付けまでを指示に含められるため、督促の優先順位付けもAIエージェントに任せやすいパターンです。
工数管理APIと会計APIを組み合わせることで、プロジェクト単位での採算分析が可能です。
# Claude Codeへの指示例
「工数管理から今月のプロジェクト別の稼働時間を取得し、
会計データの外注費と合わせてプロジェクト別の粗利を計算してください」
| 分析項目 | データソース | freee API |
|---|---|---|
| プロジェクト別稼働時間 | 工数管理 | Time Tracking API |
| プロジェクト別売上 | 会計(売上高) | Accounting API |
| プロジェクト別外注費 | 会計(外注費) | Accounting API |
| プロジェクト別粗利 | 計算結果 | 上記の組み合わせ |
工数管理と会計は本来別々の画面で管理されているデータですが、freee-mcpが両方のAPIに接続できるため、Claude Codeの1つのセッション内で突き合わせて粗利を算出できます。
# Claude Codeへの指示例
「今月の経費精算データを取得して、過去6ヶ月の平均と比較して
2倍以上の金額になっている勘定科目を教えてください」
月次の経費が異常に増加しているケースを自動検出し、予算管理に役立てることができます。ただし、こうした異常値検出はあくまで一次スクリーニングです。実際に不正や誤処理があったかどうかの判断は、経理担当者が個別の証憑を確認したうえで行う業務であり、AIエージェントに最終判断を委ねる運用には向きません。
freee-mcpのようにAIエージェントが会計データを直接操作できるようになると、「どこまで任せてよいのか」という線引きが運用設計の中心的な論点になります。上の4つのパターンに共通しているのは、データ収集・集計・一次スクリーニングはAIエージェントが担い、金額や証憑にもとづく最終判断は人間が行うという役割分担です。
前月比の計算、未入金請求書の抽出、プロジェクト別の粗利計算、経費の異常値スクリーニングといった、決まったロジックにもとづく集計・抽出作業はAIエージェントの得意領域です。手作業であれば数時間かかっていたレポート作成が、自然言語の指示1回で完結します。
以下の画面は、HubSpotのAI機能「Breeze」が条件に合ったレコードのプロパティを一括で自動編集している例です。このように、決まったロジックにもとづく大量データの抽出・更新・集計は、AIエージェントが得意とする領域だと捉えています。

一方で、変動理由の最終確認、証憑にもとづく不正・誤処理の判定、仕訳の確定操作といった、金額の確定や会社としての意思決定を伴う判断は人間が行う領域です。ただし「仕訳の作成・更新」のような書き込み操作自体はfreee-mcpで実行可能なため、運用ルールとしてどこまでAIに任せるかを事前に決めておく必要があります。
| 判断の性質 | 担い手 | 具体例 |
|---|---|---|
| 決まったロジックでの集計・抽出 | AIエージェント | 前月比計算、未入金請求書の抽出、異常値スクリーニング |
| 証憑にもとづく事実確認 | 経理担当者 | 経費精算の異常値が実際に不正・誤処理かどうかの確認 |
| 会計数値の確定 | 経理担当者 | 変動理由の仮説を踏まえた決算数値の確定 |
| 仕訳・請求書の書き込み確定 | 経理担当者(AIは下書きまで) | 下書き作成はAI、レビュー・確定は人間 |
企業様によって扱う仕訳の量や事業所数は異なるため、どこまでAIに任せるかの最適な線引きも会社ごとに変わってくると考えています。まずは読み取り系の集計業務からAIエージェントに任せ、書き込み操作は「下書き→レビュー→確定」のフローで段階的に広げていくアプローチが現実的です。
CRMは単なる顧客データベースではなく、事業成長のエンジンだと考えています。HubSpotで管理している受注データと、freeeで管理している入金データを別々のツールで見ていると、「リード→商談→受注(HubSpot)」から「請求書発行→入金確認(freee)」までの流れのどこかで情報が分断されがちです。この一気通貫のデータフローをAIエージェントで横断的に扱えることが、freee-mcpとHubSpot MCPを併用するメリットの1つです。
Claude CodeにHubSpot MCPとfreee-mcpの両方を接続すれば、1つのセッション内で以下のような横断分析が可能です。
# Claude Codeへの指示例
「HubSpotの今月のクローズ済み取引一覧と、freeeの今月の売上仕訳を突合して、
金額の不一致がある取引をリストアップしてください」
freee単体では「いくら入金があったか」しかわかりません。HubSpot単体では「いくら受注したか」しかわかりません。両方のデータをAIエージェントが横断的に分析することで、「受注から入金までのリードタイム」「顧客別のLTV(生涯価値)」「月次の予実差異の原因」といった、経営の意思決定に直結するインサイトが得られます。コンタクトから取引、請求までの全体フローの中にfreee-mcpを位置づけると、単なる経理の効率化ではなく経営判断の基盤として活用できます。
HubSpotゴールドパートナーのStartLinkは、HubSpotとfreeeを連携するアプリ「Sync for freee」を開発・提供しています。Sync for freeeはHubSpotの取引データを元にfreeeの請求書を自動生成するアプリで、HubSpot App Marketplaceに掲載されています。
以下の画面は、StartLink公式サイトのSyncプロダクトページに設置されている「StartLinkサポートAI」チャットです。

freee-mcpとHubSpot MCPをClaude Codeに同時接続することで、Sync for freeeが自動処理した請求書のステータスを横断的に確認したり、CRMのパイプラインデータと会計データの整合性をリアルタイムで検証したりすることが可能になります。この「freee(会計)×HubSpot(CRM)×Claude Code(AIエージェント)」の三位一体は、従来であれば経理・営業・経営企画の3部門がそれぞれ別のツールで管理していたデータを、1つのAIエージェントが統合的に分析・操作できる環境を実現します。
freee-mcpは1つの事業所だけでなく、グループ企業やフランチャイズ展開をしている企業の複数事業所を横断的に扱える設計になっています。一方でチームで運用する場合は、個人の使い方に依存させず、認証・権限・レビューのルールをあらかじめ仕組みとして定めておくことが重要です。
グループ企業やフランチャイズ展開をしている企業では、事業所ごとの会計データを横断的に分析する必要がありますが、freee-mcpなら以下のように操作できます。
# Claude Codeへの指示例
「事業所Aと事業所Bの今月の売上高を比較して、前年同月比も含めて表にしてください」
freee-mcpのfreee_list_companiesツールで利用可能な事業所を一覧表示し、freee_set_current_companyツールで操作対象の事業所を切り替えます。Claude Codeのセッション内で事業所を切り替えながら、グループ全体のデータを集計できます。
freee-mcpをチームで運用する際は、以下のセキュリティ上の注意点を押さえてください。
| 項目 | 推奨事項 |
|---|---|
| 認証トークン管理 | OAuth 2.0 + PKCEを使用し、トークンは各ユーザーのローカル環境に保存 |
| アクセス権限 | freee側のアプリケーション設定で、必要最小限のスコープを付与 |
| 操作ログ | freeeのAPIアクセスログを定期的に監査し、不正アクセスを検出 |
| 書き込み操作 | 仕訳の作成・更新など書き込み操作は、人間のレビューを挟む運用を推奨 |
| 環境分離 | 本番環境と検証環境でfreeeアプリケーションを分離する |
特に重要なのは、書き込み操作に対する人間のレビューです。AIエージェントが仕訳を自動作成する運用は効率的ですが、作成された仕訳を経理担当者が確認してから確定する(下書き→レビュー→確定)というフローを設計することを推奨します。企業様によって扱う仕訳の量や事業所数は異なるため、どこまでAIに任せるかの最適な線引きも会社ごとに変わってくると考えています。
freee-mcpは便利な反面、認証やレートリミットまわりでつまずきやすいポイントがいくつかあります。ここでは代表的なエラーと、属人的な対応に頼らず仕組みで再現性を持たせる運用のコツを紹介します。
freee-mcp利用時に遭遇しやすい問題と対処法をまとめます。
認証エラー(401 Unauthorized): トークンの有効期限が切れている場合に発生します。freee-mcpはトークンの自動リフレッシュ機能を備えていますが、リフレッシュトークン自体の有効期限が切れた場合は再認証が必要です。freee_authenticateツールで再認証してください。
事業所アクセスエラー: 選択した事業所に対するアクセス権限がない場合に発生します。freeeの管理画面で、APIアプリケーションに対して該当事業所へのアクセス権限が付与されているか確認してください。
レートリミット: freee APIにはレートリミット(リクエスト回数制限)があります。大量のデータを一括取得する場合は、適切なページネーション処理とリクエスト間隔の調整が必要です。freee-mcpはこの制御を内部で処理しますが、短時間に大量のリクエストを発行する指示は避けてください。
Claude Codeのプロジェクト設定ファイル(CLAUDE.md)にfreee関連の業務ルールを記述しておくと、AIエージェントの操作精度が向上します。
# 会計処理ルール
- 売上高の勘定科目コードは XXXXXX のみを本業売上として集計する
- freeeのtype=incomeにはBS取引(資本金等)が混入するため注意
- 会計年度は9月始まり(9/1〜8/31)
- 月次決算チェック時は、前月比10%以上の変動がある科目を報告する
このようにドメイン固有のルールをCLAUDE.mdに明記しておくことで、担当者ごとの指示の仕方への依存を減らし、誰が使っても同じ観点で自社の会計ルールに沿った操作を行いやすい仕組みになります。特定の担当者しか正しい指示を出せないという属人化を避けられる点は、経理業務にAIエージェントを導入する際に重視したいポイントです。
AIの振る舞いをあらかじめルールとして定義しておく考え方は、他のAIエージェント運用にも共通しています。以下の画面は、HubSpotの顧客対応AI(Breezeカスタマーエージェント)のガイドライン設定画面で、トーンや応答スタイルをルールとして設定できるようになっています。

freee-mcpはGitHub上でオープンソースとして公開されており、MCPサーバー自体の利用は無料です。ただし、freee APIの利用にはfreeeの有料プランの契約とAPIアプリケーションの登録が必要です。また、Claude Codeの利用にはAnthropicのサブスクリプション(Claude Pro / Max / Team / Enterprise)が必要です。
はい、freee-mcpはfreee APIの読み取り操作だけでなく、書き込み操作(POST・PUT・PATCH・DELETE)にも対応しています。ただし、会計データの書き込みは不可逆な操作を含むため、運用上は「AIエージェントが下書きを作成→人間がレビュー→確定」というフローを推奨します。
定型的なレポート生成やデータ確認にはClaude Desktop版が手軽です。一方、複数のMCPサーバーを組み合わせた横断分析(freee×HubSpot×Slack等)や、CLAUDE.mdによる業務ルールの注入が必要な場合はClaude Code版が適しています。チームでの運用や自動化パイプラインの構築を見据えるなら、Claude Codeをおすすめします。
freee-mcpはOAuth 2.0 + PKCEを採用しており、認証トークンはローカル環境(~/.config/freee-mcp/)に保存されます。APIキーをコード内にハードコードする方式と比較して、トークンの自動リフレッシュとスコープ制限による安全な運用がしやすくなります。トークンファイルのアクセス権限を適切に設定し、.gitignoreでの除外を徹底してください。
Sync for freeeはHubSpotの取引データを元にfreeeの請求書を自動生成するHubSpotアプリで、特定のワークフロー(受注→請求書発行)を自動化します。一方、freee-mcpはfreee APIへの汎用的なアクセス基盤であり、AIエージェントを通じて会計・人事労務・請求書・工数管理・販売の全APIを操作できます。Sync for freeeで定型業務を仕組み化し、freee-mcpで非定型の分析・レポートをAIに任せるという使い分けが効果的だと考えています。
freee-mcpとClaude Codeの連携で実現できることを整理します。
最初の一歩としては、以下の3ステップをおすすめします。
CRMを活用した業務効率化やAIとの連携に関するご相談は、CRM特化型コンサルティングのHubSpotゴールドパートナーのStartLinkまでお気軽にお問い合わせください。
株式会社StartLinkは、事業推進に関わる「販売促進」「DXによる業務効率化(ERP/CRM/SFA/MAの導入)」などのご相談を受け付けております。 サービスのプランについてのご相談/お見積もり依頼や、ノウハウのお問い合わせについては、無料のお問い合わせページより、お気軽にご連絡くださいませ。
株式会社StartLink 代表取締役。累計150社以上のHubSpotプロジェクト支援実績を持ち、Claude CodeやHubSpotを軸にしたAI活用支援・経営基盤AXのコンサルティング事業を展開。
HubSpotのトップパートナー企業や大手人材グループにて、エンタープライズCRM戦略策定・AI戦略ディレクションを経験した後、StartLinkを創業。現在はCRM×AIエージェントによる経営管理支援を専門とする。