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HubSpot × Chatwork連携|通知自動化で営業チームの対応速度を上げる設計

作成者: 今枝 拓海|1970/01/01 0:00:00

 

「HubSpotで新規リードが入ってきているのに、気づくのが遅くて対応が後手に回っている」

「CRMの通知メールが埋もれてしまい、重要なアラートを見逃している」

——こうした課題は、HubSpotとChatworkの連携で解決できます。

Chatworkは日本企業で広く利用されているビジネスチャットツールです。HubSpotの通知をChatworkに自動送信することで、営業チームがリアルタイムでCRMのイベントをキャッチし、対応速度を大幅に向上させることができます。

この記事では、HubSpot × Chatwork連携の設計方法から、具体的な通知自動化のパターン、運用上の注意点まで解説します。


この記事でわかること

  • HubSpot × Chatwork連携の全体像とメリット
  • 連携方法(Yoom・Zapier・Webhook)
  • 通知自動化の設計パターン(営業・マーケ・サポート)
  • Slack連携との使い分け
  • 運用上の注意点

HubSpot × Chatwork連携とは?

HubSpotとChatworkの連携とは、HubSpotで発生するイベント(新規リード、取引ステージ変更、チケット作成など)をトリガーにして、Chatworkのグループチャットに自動通知を送る仕組みです。

HubSpotにはメールやブラウザ通知の機能がありますが、日常的にChatworkを使っている企業では、Chatworkに通知が来る方が確認漏れが少なくなります。

情報が分散すると確認漏れが発生するのはよくある課題で、「スプレッドシートとかでやっぱり管理していてSlackに連絡をして、それをまたHubSpotに行くとなると結構情報が分散する」——この問題をChatwork通知で解消します。


連携のメリット

1. リード対応速度の向上

新規リードが入った瞬間にChatworkに通知が飛ぶため、営業チームが即座にアプローチできます。リード対応のスピードは商談化率に直結するため、この数分〜数十分の差は大きな違いを生みます。

2. チーム全体での情報共有

Chatworkのグループチャットに通知を送ることで、チーム全員がリアルタイムで営業活動の状況を把握できます。「あの案件はどうなった?」という確認作業が不要になります。

3. CRMを開かなくても重要情報をキャッチ

外出中や会議中でも、Chatworkの通知でHubSpotのイベントを把握できます。特にモバイル環境ではChatworkアプリの方がHubSpotアプリより使い慣れている方も多いです。


連携方法

方法1: Yoomを使った連携(おすすめ)

Yoomは日本語対応のiPaaSツールで、HubSpotとChatworkの連携テンプレートが用意されています。

設定手順:

  1. Yoomのアカウントを作成
  2. HubSpotアプリとChatworkアプリを接続
  3. トリガー(HubSpotのイベント)を設定
  4. アクション(Chatworkへのメッセージ送信)を設定
  5. 送信先のグループチャット・メッセージフォーマットを設計

ノーコードで設定でき、日系SaaS同士の連携に強いのがYoomのメリットです。

方法2: Zapierを使った連携

Zapierでも同様の連携が可能です。グローバルな連携ツールのため、他の外部サービスとの組み合わせも豊富です。

方法3: HubSpotワークフロー + Webhook

HubSpot Professional以上のプランであれば、ワークフロー内でWebhookを使ってChatworkのAPIを直接呼び出すことも可能です。iPaaSツールの費用を抑えたい場合の選択肢ですが、APIの知識が必要になります。


通知自動化の設計パターン

パターン1: 新規リード通知(営業チーム向け)

トリガー: フォーム送信でコンタクトが作成された時

通知先: 営業チームのChatworkグループ

メッセージ例:

【新規リード】
会社名: 株式会社〇〇
担当者: 田中太郎 様
流入元: Webサイトお問い合わせフォーム
ページ: 料金ページ
HubSpotリンク: https://app.hubspot.com/contacts/...

パターン2: 取引ステージ変更通知(マネージャー向け)

トリガー: 取引ステージが「見積もり提示」以降に変更された時

通知先: 営業マネージャーのChatworkグループ

メッセージ例:

【ステージ更新】
取引名: 株式会社〇〇_HubSpot導入
金額: ¥3,000,000
新ステージ: 見積もり提示
担当: 山田花子
クローズ予定日: 2025/4/30

パターン3: チケット作成通知(サポートチーム向け)

トリガー: チケットが新規作成された時

通知先: カスタマーサポートのChatworkグループ

メッセージ例:

【新規チケット】
件名: ダッシュボードの表示エラー
優先度: 高
顧客: 株式会社〇〇
チケットリンク: https://app.hubspot.com/tickets/...

パターン4: ホットリード通知(IS向け)

トリガー: リードスコアが70点以上に到達した時

通知先: インサイドセールスのChatworkグループ

メッセージ例:

【ホットリード検知】
会社名: 株式会社〇〇
担当者: 鈴木一郎 様
スコア: 82点
直近のアクション: 料金ページを3回閲覧

Slack連携との使い分け

項目Chatwork連携Slack連携
対象企業日本企業(Chatwork利用中)グローバル企業・IT企業
HubSpotとの親和性iPaaS経由(間接連携)公式連携あり(ネイティブ)
設定の手軽さYoom/Zapier経由で比較的簡単HubSpot内で直接設定可能
通知のカスタマイズiPaaS側で柔軟に設計可能HubSpot標準機能で対応
費用iPaaSの費用が発生Slack連携は無料

HubSpotはSlackとのネイティブ連携が提供されているため、Slackを使っている企業はそちらの方がシンプルです。一方、Chatworkを主要コミュニケーションツールとして使っている企業では、Chatwork連携の方が運用に馴染みます。


活用事例

不動産仲介会社

新規問い合わせがHubSpotに入った瞬間にChatworkの営業グループに通知。担当者が即座に電話対応する運用を構築。平均対応時間が3時間→15分に短縮され、来店予約率が30%向上。

ITサービス企業

取引が「受注内示」ステージに進んだタイミングで、バックオフィス(経理・法務)のChatworkグループに自動通知。契約書準備や請求処理の事前準備が早まり、受注から請求までのリードタイムが5日短縮。


注意点

通知の洪水に注意

すべてのイベントをChatworkに通知すると、メッセージが大量に流れて重要な通知が埋もれてしまいます。通知する対象を絞り込み、「本当にリアルタイムで知る必要があるイベント」だけに限定するのが重要です。

通知チャネルの使い分け

用途別にChatworkのグループチャットを分けましょう。

  • 「営業_新規リード」: 新規リードの通知
  • 「営業_案件進捗」: 取引ステージの変更通知
  • 「サポート_チケット」: チケット関連の通知
  • 「全社_受注速報」: 受注確定時の全社通知

iPaaSツールの管理

Yoom/Zapier経由で連携する場合、iPaaSツール側の認証期限切れやAPI変更により連携が止まるリスクがあります。定期的に連携フローが正常に動作しているか確認する運用を入れましょう。


まとめ

HubSpotとChatworkの連携により、CRMのイベントをリアルタイムでチームに共有し、対応速度を大幅に向上させることができます。

まずは「新規リード通知」と「取引ステージ変更通知」の2つから始めて、段階的に通知パターンを拡充していくのがおすすめです。通知の設計で大切なのは「必要な情報を、必要な人に、必要なタイミングで届ける」こと。通知の洪水にならないよう、対象と条件を絞り込んだ設計を心がけましょう。


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よくある質問(FAQ)

Q1. Chatwork連携にHubSpotの有料プランは必要ですか?

Yoom/Zapier経由の連携であれば、HubSpotの無料プランでも基本的な通知は可能です。ただし、HubSpotのワークフロー + Webhook方式の場合はProfessional以上が必要です。

Q2. Chatworkのフリープランでも連携できますか?

はい、ChatworkのフリープランでもAPI連携が利用可能です。ただし、フリープランはグループチャット数やメッセージ閲覧の制限があるため、本格運用にはビジネスプラン以上を推奨します。

Q3. 通知メッセージのフォーマットはカスタマイズできますか?

はい、Yoom/Zapier側でメッセージのフォーマットを自由にカスタマイズできます。HubSpotのプロパティ値(会社名、金額、ステージ名等)をメッセージに動的に埋め込むことが可能です。

Q4. Chatwork以外のビジネスチャットとの連携は?

HubSpotはSlackとネイティブ連携しています。LINE WORKSやMicrosoft Teamsとも、Yoom/Zapier経由で連携可能です。自社で利用しているチャットツールに合わせて選択してください。

この記事は2025年3月時点の情報に基づいています。HubSpotの機能は定期的にアップデートされるため、最新情報はHubSpot公式サイトでご確認ください。

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