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【2026年版】MAツール比較10選|BtoB企業の規模別おすすめと選び方

作成者: 今枝 拓海|2026/03/03 8:56:30

「MAツールを導入したいが、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからない」「自社の規模や予算に合ったツールはどれなのか」——MAツールの選定に悩むBtoB企業の担当者は少なくありません。

2026年現在、国内で利用可能なMAツールは30種類以上あり、それぞれ機能・価格・得意領域が異なります。自社に合わないツールを導入してしまうと、使いこなせずにコストだけがかさむ「MAツール難民」に陥るリスクがあります。

本記事では、BtoB企業向けのMAツール10選を機能・価格・特徴で徹底比較し、企業規模別のおすすめと選定基準チェックリストを提供します。MAツール選定の意思決定に必要な情報を網羅的にまとめましたので、ぜひ選定の参考にしてください。

この記事でわかること

  • 2026年版のBtoB向けMAツール10選の機能・価格比較
  • 企業規模別(スタートアップ・中小・中堅・大企業)のおすすめツール
  • MAツール選定で失敗しないための7つの基準
  • 選定プロセスの進め方とチェックリスト
  • HubSpot Marketing Hubの他ツールと比べた強み
  • MAツール導入後に成果を出すためのポイント

MAツール10選 機能・価格比較表

総合比較表

No. ツール名 提供元 初期費用 月額費用目安 無料プラン CRM一体型 日本語対応
1 HubSpot Marketing Hub HubSpot 無料 無料〜¥432,000
2 Marketo Engage Adobe 要問合せ ¥200,000〜 × ×
3 Account Engagement(旧Pardot) Salesforce 要問合せ ¥150,000〜 × △(Salesforce別途)
4 SATORI SATORI ¥300,000 ¥148,000〜 × ×
5 BowNow クラウドサーカス 無料 無料〜¥39,600 ×
6 SHANON MARKETING PLATFORM シャノン 要問合せ ¥120,000〜 × ×
7 b→dash データX 要問合せ ¥200,000〜 × ×
8 Brevo(旧Sendinblue) Brevo 無料 無料〜¥50,000
9 ActiveCampaign ActiveCampaign 無料 $29〜 × ×
10 Zoho Marketing Automation Zoho 無料 ¥5,400〜 × ○(Zoho CRM)

機能比較表

機能 HubSpot Marketo Account Engagement SATORI BowNow SHANON b→dash Brevo ActiveCampaign Zoho MA
メール配信
スコアリング
ワークフロー
LP作成 ×
フォーム作成
SNS管理 × × × × × ×
SEO機能 × × × × × × × × ×
レポート
API連携
AI機能 ×

凡例: ◎=業界トップクラス ○=標準的 △=基本機能のみ ×=非対応

各ツールの詳細解説

1. HubSpot Marketing Hub

概要: CRM・MA・SFA・CMS・カスタマーサービスが一体化したオールインワンプラットフォーム。無料CRMをベースに、必要な機能を段階的に追加できます。

強み:

  • 無料プランから本格的なMAまでスケール可能
  • CRM一体型でデータが分断されない
  • UIが直感的で学習コストが低い
  • Breeze AI(2024年リリース)による自動化の高度化
  • 日本語サポート体制が充実

プラン構成:

プラン 月額 コンタクト上限 主な機能
Free ¥0 制限なし フォーム、メール(月2,000通)、基本CRM
Starter ¥2,400〜 1,000 広告削除、A/Bテスト
Professional ¥106,800〜 2,000 ワークフロー、ABM、SEO
Enterprise ¥432,000〜 10,000 予測スコアリング、カスタムイベント

おすすめ企業: スタートアップ〜中堅BtoB企業。特にCRM未導入で一体型を求める企業。

2. Marketo Engage

概要: Adobe Experience Cloudの一部として提供されるエンタープライズ向けMA。高度なパーソナライゼーションとアナリティクスが強み。

強み:

  • 大規模リスト管理に対応
  • 高度なアトリビューション分析
  • Adobe製品との連携
  • グローバル対応

おすすめ企業: 大企業、グローバル展開企業。マーケティング組織が成熟している企業。

3. Account Engagement(旧Pardot)

概要: Salesforce社が提供するBtoB特化のMAツール。Salesforce CRMとのネイティブ連携が最大の強み。

強み:

  • Salesforce CRMとシームレスに連携
  • BtoB特化の機能設計
  • Einstein AIによるスコアリング

おすすめ企業: Salesforce CRMを利用中のBtoB企業。

4. SATORI

概要: 国産MAツール。匿名リード(Cookieベース)の管理機能が特徴的で、実名化前のリードにもアプローチ可能。

強み:

  • 匿名リードへのアプローチ機能
  • 国産ならではの手厚い日本語サポート
  • ポップアップ・プッシュ通知機能

おすすめ企業: 匿名リードの実名化に注力したい中堅BtoB企業。

5. BowNow

概要: クラウドサーカス社が提供する国産MA。無料プランから始められ、シンプルなUIが特徴。

強み:

  • 無料プランで基本機能が利用可能
  • 操作がシンプルで導入ハードルが低い
  • 国産ツールで日本語サポート充実

おすすめ企業: MA未経験の小規模BtoB企業。まず試してみたい企業。

6. SHANON MARKETING PLATFORM

概要: シャノン社が提供する国産MA。イベント・セミナー管理に特に強みを持つ。

強み:

  • イベント・セミナー管理機能が充実
  • 名刺管理との連携
  • BtoB特化の国産ツール

おすすめ企業: セミナー・展示会中心のマーケティングを行うBtoB企業。

7. b→dash

概要: データX社が提供するデータマーケティングプラットフォーム。CDPとMAが一体化。

強み:

  • CDP(顧客データプラットフォーム)機能を内蔵
  • ノーコードでのデータ統合
  • 多チャネル配信(メール、LINE、SMS、アプリプッシュ)

おすすめ企業: 複数チャネルのデータ統合が必要な中堅〜大企業。

8. Brevo(旧Sendinblue)

概要: フランス発のマーケティングプラットフォーム。メール配信を中心にCRM・チャット・SMSの機能を提供。

強み:

  • 低コストで始められる
  • メール配信機能が充実
  • SMS・WhatsApp連携

おすすめ企業: メール配信中心の小規模〜中規模企業。海外顧客がいる企業。

9. ActiveCampaign

概要: 米国発のMA/CRM統合プラットフォーム。高度なメール自動化と手頃な価格が特徴。

強み:

  • 高度なメール自動化(条件分岐が柔軟)
  • CRM機能を内蔵
  • コストパフォーマンスが高い

おすすめ企業: 英語環境でOKなスタートアップ・中小企業。

10. Zoho Marketing Automation

概要: Zoho社が提供するMAツール。Zoho CRMや50以上のZohoアプリとの連携が強み。

強み:

  • Zohoエコシステムとの統合
  • 低コストで始められる
  • CRM連携が容易

おすすめ企業: Zoho CRMを利用中、または低コストでMA+CRMを導入したい中小企業。

企業規模別おすすめMAツール

スタートアップ・小規模(〜50名)

優先度 ツール 理由
1位 HubSpot 無料CRM+MA、段階的に拡張可能
2位 BowNow 無料で始められ操作がシンプル
3位 Brevo メール中心なら低コストで十分

中小企業(50〜300名)

優先度 ツール 理由
1位 HubSpot CRM一体型、コスパ良好、拡張性○
2位 SATORI 国産サポート、匿名リード対応
3位 SHANON セミナー重視なら最適

中堅企業(300〜1,000名)

優先度 ツール 理由
1位 HubSpot Professional 高機能・操作性・拡張性のバランス
2位 Account Engagement Salesforce利用企業なら最適
3位 SATORI 国産で手厚いサポート

大企業(1,000名〜)

優先度 ツール 理由
1位 Marketo エンタープライズ向け高機能
2位 HubSpot Enterprise CRM一体型で統合管理
3位 Account Engagement Salesforceエコシステム

MAツール選定の7つの基準

基準1: 必要機能の充足度

自社が「必須」と「あれば良い」に分けた機能要件を満たしているか確認します。

基準2: CRM/SFAとの連携性

既存のCRM/SFAとスムーズに連携できるか。データの双方向同期が可能かを確認します。

基準3: スケーラビリティ

事業成長に伴うリード数増加やユーザー追加に対応できるか。プランアップグレードの柔軟性を確認します。

基準4: UI/UXの使いやすさ

マーケティング担当者が直感的に操作できるか。学習コストが高すぎると運用が停滞します。

基準5: サポート体制

日本語サポートの有無、レスポンス速度、導入支援プログラムの充実度を確認します。

基準6: 総所有コスト(TCO)

ライセンス費用だけでなく、初期設定費用、トレーニング費用、運用工数、連携開発費用を含めたTCOで比較します。

基準7: セキュリティ・コンプライアンス

データの保管場所、暗号化、アクセス制御、GDPR/個人情報保護法への対応を確認します。

選定チェックリスト

  • 必須機能が満たされているか
  • 既存CRM/SFAとの連携方法を確認したか
  • 3年間のTCOを算出したか
  • 無料トライアルまたはデモで操作性を確認したか
  • 同業種・同規模の導入事例があるか
  • サポート体制(日本語・レスポンス)を確認したか
  • セキュリティ要件を満たしているか
  • 社内の運用担当者を想定できているか

まとめ

MAツールの選定は、自社のマーケティング課題、規模、予算、既存ツール環境を総合的に考慮して行う必要があります。

  • 10ツールを機能・価格・特徴で比較し、それぞれの得意領域を把握する
  • 企業規模別にフィットするツールは異なる
  • 7つの選定基準とチェックリストで客観的に評価する
  • ツール選定以上に、導入後の運用体制とシナリオ設計が成果を左右する

次のアクション:

  1. 自社の必須機能要件をリストアップする
  2. 上位3ツールの無料トライアル/デモを申し込む
  3. TCO比較表を作成し、社内決裁に備える

HubSpot Marketing Hubは、CRM無料プランから始めて段階的にMA機能を拡張できるため、初めてのMA導入から本格運用まで長期的にフィットします。StartLinkでは、MAツール選定のアドバイスからHubSpot導入・運用支援まで一貫してサポートしています。ツール選定にお悩みの方は、お気軽にご相談ください